うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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コーヤ
花弁が風に舞い散る楽しみは紅葉狩りの飛行旅行
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コーヤ
秋雨の降りゆく池に水輪できいくつも広ぐリズム愉しむ
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新座の迷い人
後二日 名月聞き 童時を 柿栗団子 供えて眺め
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詠み人知らず
咲き満ちて夕ふべ紫苑の淡き影日々いつくしみ君を忘れず
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ラベンダー
夏祭り 稲穂のにおい 漂えば 水面に映る 花火淋しき
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秋日好
満月に届かぬ月は夕涼みいとものん気に照らして上がる
15
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灰色猫
雨の夜に私の胡蝶が美しく葉影に潜み羽化を始める
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灰色猫
夕月を浴びて煌めく雲海へ別れを告げる夜間飛行よ
23
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灰色猫
秋雨の皮膜に覆われわたくしは脱皮を始める沢蟹となる
14
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葱りんと
ブドウ蛾の 幼虫 緑のときは愛で 茶色く変われば 瞬時に駆除し
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朔夜
ながつきの肺腑に溜まる曇り空けふも雨なりあすも雨かな
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夢士
葛の花葉裏に潜む青蛙フラッシュ浴びてピョンと飛び出ず
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ジョシュ
火星人全員が絶滅したのは火星に人はいないと知った日
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詠み人知らず
煮てもよし漬けてもよしと秋なすび旨味をまるく包み込みたり
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リクシアナ
轟音を雲に宿らせコクピットの仮眠の夢に染まる夕月
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桐生賄
しとしとと 寂しさ募る 外は雨 秋湿りにて 夏恋しかな
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絮谷新
シャボン玉映して巡る道果ての虹色染みて爆ぜる夕燒け
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千映
吾のこころほっこりなのに庭見ればどんどん秋の装いになる
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恣翁
棉の実の 桃吹く頃の夕月夜 目に見えて つと可憐になめり
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灰色猫
真白なる子鹿が鳴くごと共鳴す水琴窟の聖なる調べ
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