うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
稲穂垂れ黄金の海に鷺一羽 薄暮の空を西へと舞いゆく
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詠み人知らず
尾花剪り秋の風情を活け見れば月の明かりが恋しと撓う
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卯月
丸窓の青い空には白い雲（アクアリウムをたゆたう海月）
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矢車菊
守れずに終わった遠い約束を取りおくように拾う貝殻
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矢車菊
言いたくて言い出せなくて時だけが秋を深めていくようでした
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矢車菊
コスモスの花の占い スキ、キライ、 いずれも答えにならぬままです
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キュン太郎
鎌倉を 歩きたくなる季節なら 古都の香りに誘われたい
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せし
呼應せよ 聲無き叫び屆かずに遠逝は捕う靜寂の無線
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Chico
やがてまた役立つる日もありなもろ 軒端に搖らせいなぴかり容れ
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Chico
そもそもは何するものぞ この小瓶 取り敢へず今いなぴかり容れ
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沙久
セピア色の群生の中明らかに 違う呼吸する紫陽花ひとつ
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麻
窓ごとに香る夜風を尋ぬれば月の桂の影ぞみちぬる
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ながさき
今日もまた 森の中から 聞こへくる つくつく法師 つくづくこひし
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リクシアナ
秋芳る疋田に揃う刈り株の陽射しに垂るる金色の稲架
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コーヤ
ほんのりと菊の香ひろぐ駅広場菊人形の立ち並ぶをみゆ
18
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コーヤ
うたのわの扉開ければ鮮やかな彩る秋の風情に浸れり
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詠み人知らず
ケイタイに皆うつむきて電車の中むかしと風景変わりゆきけり
14
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詠み人知らず
栗飯の色に嬉しさありにけり巡る季節のなんと楽しき
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林林
海風に背中を押され揺れながらハマヒルガオ咲く潮を糧とし
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新座の迷い人
雨止みて 虫の音聞ゆ 蟋蟀鳴き 合唱でなし 夜が楽しみ
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