うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
海野 冬雪
メーテルは女ひとりで死地へ発つ 同じホームか万感の汽笛
2
もっと見る
-
Aquarius
休日の夜の航道ガタガタで地震で車役立たぬ様
1
もっと見る
-
渡 弘道
ナイルに偽りの桜百億流し江戸を制さん女帝かな
1
もっと見る
-
横井 信
草むらの小さな花は柔らかに蹴飛ばす石をやさしく包む
13
もっと見る
-
澪子
にぎやかな同室患者は退院しひとり数独して過ごす夜
14
もっと見る
-
海野 冬雪
田園も変わりゆけどもカエルたち応えて唄うざわめく銀河へ
2
もっと見る
-
兎桃
手に馴染む古きペトリにフィルム入れ愛しき景色写真に収む
2
もっと見る
-
兎桃
吾の知らぬ祖父の残せるトランクに衣を入れて旅へと連れむ
3
もっと見る
-
痴光山
折々のこころに生るる何事か 言の葉に描きこころに見せる
4
もっと見る
-
ななかまど
朝一の散歩に脚の目覚めねばアキレス腱を伸ばすは大事
11
もっと見る
-
恣翁
花影を踏み拉きたる物狂ひ 八重の桜を月下に仰ぐ
13
もっと見る
-
恵雪
暮れ残る空に寺院の鐘ひとつ塔を見下ろす十日目の月
17
もっと見る
-
へし切
老いの身はいつでもどこでもそこにある ふんわりふわふわ空に浮かぶ雲
12
もっと見る
-
Aquarius
刻一刻老化は進む伊代ちゃん化なにゆえ冷蔵庫に金槌
1
もっと見る
-
音蔵 雅秀
眠れぬと足掻くも既に夢の中 眠れしことを 目覚めてぞ知る
5
もっと見る
-
音蔵 雅秀
蝶々は 思いの外に 速く飛び 風を操り 遠くまで飛ぶ
2
もっと見る
-
音蔵 雅秀
重たげに 牡丹桜の咲き誇る ソメイの次は 俺の出番と
3
もっと見る
-
舞
天つ風下校す子らの爽わぐ声弥栄ひらく桜つぼみも
8
もっと見る
-
ＫＥＮ
月詠みの歌集とどきて よみびとの懐くつくよみつくづく読む夜
12
もっと見る
-
び わ
手話の会まとめの役目引き受けて配慮すること多さに驚く
3
もっと見る
