うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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河のほとり
山々の夏めくごとく茂きかな世のさきはひを願ふ言の葉
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滝川昌之
饒舌な掃除婦すらも近寄らず口を閉ざして二年目の春
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へし切
専門家に問ふて判断言ふなれど総理は聞く耳を持たぬらし
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詠み人知らず
宣言の発出の日にリハーサルオリンピックの真意は何処に
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トウジさん
瀬戸内海清くなりすぎ海苔やけすまるで白河田沼恋しか
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へし切
外つ国へ内つ国にもならぬ旅 ならばつもりにＢＳの旅
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名鈴
ノーマスクピクニックなる新語あり 二度見三度見 言い分を読む
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可不可
フォークソング思ひ出せない学生街 コロナまで時は流れて
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ななかまど
米あまる時代の農の悲しさよ牛の餌にと籾を蒔く春
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トウジさん
腑に落ちぬ総理は四波認めない 人命よりも政略とるや
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朔夜
記さねば早半日で忘らるるＳＮＳは安否もかろし
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桜田 武
コロナ禍の波紋投ずる変異株敵の育ちに人も育たねば
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緒川みるな
ちちのみの ちちと進まぬ ワクチンを 眇に眺め マスクを嵌める
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滝川昌之
いつの間に血筋のいい犬ばかり増え雑種という種の絶滅を危惧
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千映２
散る花にはしゃぐ児の声響くときカンフル剤かコロナ禍の中
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へし切
ウイルスは人が浮かれて騒ぐのを悪魔のごとくほくそ笑みおり
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へし切
震災に変はらぬ街の復興も未だに廃炉の道すら見へず
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艸介
音も無く散る春色を惜しむれど 写し叶わぬ 時の流れは
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へし切
コロナ禍に人との間合いがいるのなら せめて心は近くありたし
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可不可
ゼロよりもマイナスから遠いゴール 泳ぎ抜いて掴んだ切符
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