うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
木に残るわずかなる葉もまた侘びし冬夕暮れにコートの襟たて
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詠み人知らず
枯れてなほ色香を留め畑の菊世話してもはや晩秋緒しむ
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ててぃり
ぬくぬくと コタツにはべり初雪を愛でつ食むるは アイスクリーム
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千映
冷え込みが強ければまた強いほど山茶花の花あでやかに咲く
24
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絮谷新
カメレオンの凸面鏡に映されき砂の上なる龍舌蘭は
18
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恣翁
眼の下の 霧の海貫く山巓ぞ 大つ洋なる群島のごとき
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なかしぃ卿
秋蟲の音色いつしか鳴り止みて代はりに聞こゆ冬の足跡
5
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山崎ふゆ彦
霜降りて白菊結えば紐余り四重となりぬる朽ち葉くずれて
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キュン太郎
遅咲きの 羽を広げた白鳥は 誰よりも飛び方知っていた
5
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秋日好
樺の枝を輪にに編みあげて松ぼっくり散りばめ永劫回帰を願う
17
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灰色猫
この花はフライングするつもりがドンピシャで咲いちゃったはず
19
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灰色猫
秋桜のなびく花びら一枚になって世界に吹かれていたい
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あふひ＊・○・＊
ねねの池映す紅葉の錦繍の奥底深く漆黒の宇宙
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葱りんと
積雪の 白き世界に 朱一線 アカゲラ舞い来て 動き出す絵よ
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なかしぃ卿
年の瀬と言ふには早き霜月の晦日寒きと思へば暑し
5
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コーヤ
冬枯れの水面に映る華やぎは海渡り来たコハクチョウの舞い
19
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千映
ベコニアのまだ少し咲くと思いきやその日の夜の冷え込みに死す
16
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ラベンダー
オリオン座 対角線に 赤と青 星の命の 輝きの色
8
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ラベンダー
少女誌で 名前を知った シリウスは 冬空一の 明るき星か
6
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詠み人知らず
霧雨の痛く手に降る日本海 景色から今 色は抜け落つ
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