うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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コーヤ
思い出の 欠片を残し 暮れゆくは うたの絵巻へ 記し織りおく
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コーヤ
菊花の 香に浸りたる ひと時に亡き父咲かせた 大輪浮かぶ
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詠み人知らず
蜜にまた蜜を落とせるごとく降るフロントガラスに雨の演出
21
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藍子
病院の格子の外に聞こえるは自由謳歌す鳥の鳴き声
15
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ながさき
碧空に 紅燃えて 聳え立つ 筑波の山よ 永遠に輝け
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こゆび
精霊と鬼ごっこ 暗い森の奥 朝が来ぬよう西へ逃げつつ
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石川順一
石段を行き来しブラックコーヒーを飲めばカエデやイチョウの思い出
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コーヤ
眺むれば可憐な姿麗しく微笑む椿に心惹かれて
19
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コーヤ
白菊の微笑み香る優しさに触れて和みの午後のひと時
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詠み人知らず
見通せる森の奥まで枯木立遮るものなく視野の広がり
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詠み人知らず
石塀の小路に足音だけの宵冬三日月のしなりの冴えて
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環
色づいた木の葉を透いて冬の陽は山茶花をあかるく照らしだす
8
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藍子
赤城山冠雪始まる美しさ恒例となる冬景色かな
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藍子
十二月いよいよ初冬始まるねポインセチアがはばをきかせる
10
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石川順一
マンシーニ楽団を聞く古傷が無糖コーヒー飲むように疼く
18
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麻
散りもみぢかぞへ尽くして花梨の実その移り香も冬ごもりする
30
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朔夜
愛されず振り向かれもせぬこの宙の光年さきの星を見つけよ
5
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コーヤ
明日へとアーチ架けたる胡蝶蘭健やかに蕾膨らみてゆく
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新座の迷い人
師走入り 妻の介護に 向かう時 紅葉綺麗 眺め行くかな
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詠み人知らず
雨上りしつとり濡れて山茶花の君の泪か拭へなき露
15
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