うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
|
|
-
松本直哉
追伸のやうにひとつのミニトマト余白に添ふる弁当の朝
13
もっと見る
-
新座の迷い人
我は駄目 老い針仕事 糸通せず 出来は出来たが 時間かかりて
9
もっと見る
-
滝川昌之
晩年は オイルヒーターに成りたいと 考えている石油ストーブ
5
もっと見る
-
石川順一
浅き湯に落ちるラップは透明でワラを沢山持ちて走れり
14
もっと見る
-
まあさ
担当医 病院内のコンビニで サンドゥッチを買う 午後三時
19
もっと見る
-
松本直哉
やはらかく冬のひかりの降る午後をふろふき大根煮ゆるしづけさ
12
もっと見る
-
桐生賄
張り切って レンジフードの 大掃除 見上げて「よし！」と 自己満足し
18
もっと見る
-
藍子
職業欄歌人と書けたら良いのにな今度こっそり書いてみようか
27
もっと見る
-
藍子
職業は主婦だと言うことまだ出来ぬ看護師と言う呪縛解けずに
16
もっと見る
-
桐生賄
初物の 牡蛎を頂き 夕飯は キムチ牡蠣鍋 買い出し走る
25
もっと見る
-
桐生賄
自宅カラー 繰り返してる 吾の髪 何とかせねばと 励むヘアケア
16
もっと見る
-
舞
日々の糧今日も得るため我が内の何かを削り擦り減らしつつ
16
もっと見る
-
恣翁
忙しく 農事に勤しむ若き嫁 化粧せずとも 可憐に美し
25
もっと見る
-
舞
振り上げる拳握るも家族らの顔が浮かびてまた揉み手する
13
もっと見る
-
滝川昌之
路線バス 降りた二人が羨ましい 毎日乗ってる 朝は苦痛だ
6
もっと見る
-
葱りんと
発熱で 急な休みを 快く 諾する会社 普通よね、それ
11
もっと見る
-
酒野実
大阪で最後に過ごす師走かな東下るを思ひなお憂し
8
もっと見る
-
夢士
就業のチャイムに合わせビリビリと紙引き裂きて師走に入りぬ
24
もっと見る
-
salva
自惚れに明かり灯りしパソコンが「調子に乗るな」と喝を入れけり
3
もっと見る
-
高松 蓮
去る方の 目尻に光る ものあらば 残る自分の この先思う
6
もっと見る
