うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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横井 信
陽を浴びて散りゆく花の枝先に遊ぶスズメの交わす鳴き声
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恣翁
店先のぐじの上にし 降り積める 氷雨混じりの 春の雪かな
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夕夏
ななじゅうさんじょうのにあいまいなのはあとでただしがきをつけるから
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まりこ
低気圧昨日の夜の唐揚げは美味しいものの、おいしいものの
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ななかまど
鏡餅しょく品ロスの見地から因数分解しても無理かな
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只野ハル
立春の快晴嬉し物干しの洗濯物が陽に包まれる
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只野ハル
立春の微風快晴朝の径指の冷たさ背の暖かさ
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詠み人知らず
今日は晴れ ウィルス怖く マスクな日々 化粧なくして マスクは役立つ
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舞
手作りのつつましやかな恵方巻き妻と黙して幸願いつつ
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び わ
豆を買い鬼に悪いが外へ追う幸福さんは来てくださいと
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ＫＥＮ
たまゆらも 永遠も混沌 燃え搖れて 運命を爪に 火の鳥の舞ふ
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斐伊川
遠き日の とり舞い来たり 春を告ぐ ストーブあたる 夜半のたのしさ
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横井 信
吐き出した冷たい息に立春の朝陽がゆれる枯れ草のかげ
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夕夏
さくさくでとてもおいしいいりだいずおにもこどももくちになげいる
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つばす
節分に日本中で鬼いじめ 邪気や外 幸は内でいい
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ななかまど
冬空へパラボラのごと福寿草はるの兆しを発信しおり
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白瀬
埃付き消えゆきそうな蛍光燈踏ん張る明滅私もがんばる
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舞
うたた寝す妻の背中の小さげに思えるような午後の日だまり
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夕夏
ねっといぞんをりようしてのうないまやくはんばいをするきぎょうけい
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び わ
迷い道明かり求めてひたすらに聾者の苦労身に迫りくる
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