うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
石川順一
朝の雪後で聞きたり昨日の雪は夕暮れ道路を濡らす
14
もっと見る
-
ながさき
西の空 宵の明星 輝けり 茜の残る 虹色の天
29
もっと見る
-
果禾緒
白天の隙間から舞い降りてきた一夜の踊り子 雪と眠る
7
もっと見る
-
大上
散り際に何かを恥ぢることはなし凛と自然と歳月を喰へ
10
もっと見る
-
詠み人知らず
校庭の小さくなった鉄棒に 小さいままの 僕が座った
24
もっと見る
-
松本直哉
冬比叡ふりさけみれば横雲の峰にかかりぬ雪ふるらしも
8
もっと見る
-
吉野 鮎
店先に春色花は賑はひて信樂壺に猫柳ざつくり
11
もっと見る
-
ささふね
春霞立つ峰におう駒の音に勇みて歩む土ぼこりかな
7
もっと見る
-
秋日好
ロカビリー・ワンピースのごと開き出すピンクの椿に今朝雨しきり
17
もっと見る
-
さえね
無花果はいちじくとして死んでゆき雲丹はうにとして生きてゆくなり
8
もっと見る
-
芳立
風ぬるむ川辺に小屋をしつらへて人の心にはや花の咲く
12
もっと見る
-
灰色猫
永遠にサインポールは陶酔し天へ昇ると錯覚し続け
18
もっと見る
-
南美帆
ミニバラの蕾は風に震えつつ春の日差しに葉を輝かす
14
もっと見る
-
恣翁
風雅なる 樒の花の寂しげに 見る者だにも 顫へさすらし
22
もっと見る
-
果禾緒
突然の雪に驚いて見返り美人になって雪を見ている
5
もっと見る
-
デラモルテ
如月の小雪舞ひ散る十日月春に思へぬ餘寒の候
15
もっと見る
-
コーヤ
咲く花の 心に想う ゆたけさが 春の陽射しに 増して輝く
24
もっと見る
-
コーヤ
筆先に吾の気込めて書く文字の墨の香りで心落ち着く
24
もっと見る
-
藤久崇
実を食みし 愛しき目白や なゆきそと とどめよ君も 八つのみ手にて
14
もっと見る
-
詠み人知らず
晩春は暖けき陽気待つけども桜を覆う雪を見るかな
4
もっと見る
