うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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まあさ
チューリップ グーンと背伸びを して探す 雲たちの中に 隠れてる青
19
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万陽
丘からの桜の群れを 眺むれば薄紅色の 雲海の如し
16
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秋日好
それぞれに思い出誘うジャカランダ私の場合はマダガスカルで
12
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藤久崇
春道に 花のひらかば 書を見む 咲きたる君の 名こそ知らばや
17
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falcon
やはらかに風吹きわたる花のなみ幾重こへきぬ玄鳥のかげ
16
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灰色猫
しっとりとトマトの皮を剥くときのゆびさきが聴く太陽の歌
27
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灰色猫
たましいがこころの澱をはくときのためいきひとつ森へと帰る
21
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コーヤ
ほころびた桜のいろにまどろみて君と語った心をうたに
16
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夢士
一陣の風吹きあれて木蓮の花びら散るや蝶舞ふごとし
20
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詠み人知らず
身延山 かけいし見上げ 登るかな 頂き嬉し 木の花舞ふらし
7
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詠み人知らず
七つ釜 落ちては流れ 淵となる 玉水集めば 笛吹川よ
11
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吉野 鮎
鶯の啼く朝の空いろ淡く白木蓮の花影に透く
9
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吉野 鮎
香りくる花の在り處を尋ぬあさ白木蓮の空めざす花
11
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吉野 鮎
葬列に向ふ宵道薫りくる街燈てらす白沈丁花
7
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山崎ふゆ彦
さくら花ちりちりちりに散りぬれば千種の花はおぼろにおぼろ
4
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秋日好
カタクリの亜種咲く庭で有終を飾る椿は見向きもされず
19
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工藤吉生
十二月枯れ葉枯れ木にひとすじの道がくねって心が怖い
4
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灰色猫
洞穴にもののふひとつ躯あり刀抱きつつ骨と化しつつ
18
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リクシアナ
降り初めし春雨さよの軒をうつ水の音色もうつろう卯月
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雪柊
誰一人眺める者なき花明かり 誇る姿は誰が爲に在る
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