うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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畑中
烏賊焼けば梅雨降り続く闇夜にも命あるごと身を反るあはれ
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継海
竿の中眼力強し雨蛙シーツ干したや三日目の晴れ
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音蔵 雅秀
沢山の火口を有す富士の山 次の噴火はいつ何処で噴く
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天野まどか
雲の峰そびえる空は限りなくどこまで行っても広々と夏
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畑中
道端の庚申塚に桐咲いて講はなけれど今にのこれる
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茂作
蓮の影水面に落ちて水無月の 風緑なりじゆん菜の池
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うすべに
小夜更けて夏のしるしの赤い星 つい身がまえる極暑の予報
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小林道憲
紫陽花の青きわまりて咲き満つる花にやさしき水無月の雨
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痴光山
踏まれ来て短躯のおほばこ 外来のヘラオオバコに負く 見栄えも数も
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音蔵 雅秀
青空で 白と灰色 雲攻防 その成り行きで 晴れや曇りに
1
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茂作
日をうけていちご花咲くとなり畑 そのかたはらに西瓜植ゑけり
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び わ
空模様今日も曇りで雨気配風が静かにカーテン揺する
4
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畑中
世の人に先がけて蚊に吸われしがこの老骨をおもへば寂し
2
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うすべに
手のひらにひかりが踊る 見あげれば木漏れ陽揺らすきみどりの風
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小林道憲
替わり咲く薄紅の額紫陽花 思い出のみを抱きて行かなむ
1
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滝川昌之
静けさを求めて入れば竹林はサラサラサラと風を鳴らした
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天野まどか
荒梅雨を浴びつつ獨り天に向く黒々光る大木の幹
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音蔵 雅秀
突然の かなりの揺れで 驚きて 震源地何処 なんと直ぐそこ
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音蔵 雅秀
今日の窓 白雲連なり 峰の如 変幻自在 雲羨まし
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び わ
日日草朝の会議か賑やかに赤色ピンク白き顔して
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