うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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灰色猫
数万の時を渡って刻まれた叡智はヘリさえ神様にする
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石川順一
親指と人差し指の谷間蚊刺す液体蚊取りのスイッチを押す
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沙久
初つばめ つつつと人を 斬って飛べ 誰も咎めぬ 君は自由だ
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コーヤ
香り立つ匂いに誘われ行き着けば語らい笑う緋赤の躑躅
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コーヤ
初夏の陽に眩しくひかる野のこみち緋赤に燃える躑躅広がる
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詠み人知らず
初つばめ つつつと人を 斬って 飛べ
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中野美雄
暗き葉のかげに海桐の花しろく海鳴響動む断崖の午後
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中野美雄
花とべら海鳴響動む切り岸に香をはなつも空と海とへ
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詠み人知らず
淡海の 若葉に結ふは 綿の花 作りし主ぞ 恋に姦し
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詠み人知らず
漁火舟 舳跳ねるや 海ほたる 青白き海 月を照らせむ
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詠み人知らず
海ほたる 朝は赤潮 斑海 夜半の蛍火 闇にうかふや
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詠み人知らず
夏つたの 嵯峨たる道ば 登りせむ 萌葉模様は 四方八方行かむ
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中野美雄
海鳴の響動もしやまぬ斷崖に花海桐ひらく雨のふる午後
8
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ななかまど
田一面かよわき早苗おちついて 思いは秋の黄金のみのり
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桜田 武
震災の爪痕はいつ消えるのか肉親失す者悲しみ深く
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び わ
透明な花瓶にいけしゼラニュウム白き根のばし私生きてる
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灰色猫
鉄塔が壊されるのを待ってる支柱を強く蹴飛ばしてやる
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灰色猫
終わりなき夢に焦がれて手を伸ばす酸素を求める金魚のように
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灰色猫
踊りだす心の奥の落書きがアーティスティック無垢は芸術
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コーヤ
野に広ぐシロツメ草の笑みに触れ編みて遊んだ昔懐かし
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