うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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kingface
子の時に寝転ぶ畑のそよ風が肌にまとひぬ夏日のはざま
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kingface
何故につつじの花の桃色は愛しからずや明日散りぬやも
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kingface
ちちははが命長らむ言ひたりし初物となるきうり食みたり
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tasuku
病室の窓から見ゆる風景は無表情なるただ青き空
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石川順一
近代の山岳俳句「登山」てふ季語が定着夏の季語なり
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中野美雄
花とべら甘き香りをのこしつつ花は散れるを海鳴り響動み
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まあさ
草刈り機 轟音たてて 雑草と 呼ばれる草を なぎ倒す朝
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詠み人知らず
初夏の黄檗の風に 満ち足りし 双手ひろぐる 筒姫笑めり
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中野美雄
さやぐ葦原やうせいの身を變へしてふ葦原ゆふべ何をささやく
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灰色猫
魚影濃き青き海へと潜り捕る魚は家族一日分だけ
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赤石仙人
新緑の季節が過ぎて青葉映え庭のトマトも實を結びたり
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石川順一
うまか棒アイスはミニチョコナッツかな風呂から上がって直後に食べる
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石川順一
芋虫がこんなに大きく成って居る盛んに食べる葉は茎だけに
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石川順一
暑き日のグリーンピースは剥かれ行く肉じゃががある夏の夕卓
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コーヤ
紫の山藤のはな艶やかで山にかんざし挿した如くに
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コーヤ
紫のしだれる袖を艶やかに緑舞台に山藤が舞う
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朔夜
目も眉も耳鼻ほほも唇も己は統べてぢかに見られぬ
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詠み人知らず
ケロケロ げ！ ん？今なんか失敗か？ 本番へ向け 猛練習です！
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詠み人知らず
ぼんやりと暮れる空の藍色に夏の氣配が 溶けて沁み出す
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リクシアナ
風ひかる空知平野のどこまでも菜の花つづき雲流れゆく
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