うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
夏が過ぎ 紅葉誘う 秋の風 夢ももてずに 疲れた身体
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白緑
いつからか私は「わたし」を失へり鏡の向こうもう映らない
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夏深
虫の音が秋を奏でりありのまま生きたいこの身調べに任せ
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夏深
野の花に誘われてゆく秋の土手疲れしこの身の置き処あり
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おじい
何かしら 背後寂しと 思ふとき 曼珠沙華は 其處に咲きてあり
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び わ
満たされぬ恋の苦しみやるせなくお通の心武蔵の影が
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横井 信
秋風に色を変えてく桜葉の落ち着きなくす嵐の予報
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原磯絵馬
傘の柄はわずか一駅君の手も同じ離せばきっと忘れる
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原磯絵馬
その首に鈴をつけたいこの欲を抱かせたのは君しかいない
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ななかまど
眠るまで付きあいくれし老猫のかけがいのない一生の時間
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ケンイチ
町という町を秋へと変えてゆくこの前線はためらいもなく
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谷村思亜
精一杯 世界を愛せばそれでいい どれだけ生きても一生は夢
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トウジさん
唐言葉理解できぬが没法子 心に残る意味知りてのち
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つばす
あかね飛ぶ青空の下ハゼ釣りを 煮付け、テンプラ思うも楽し
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草木藍
秋彼岸あらしのあとや墓荒れて思い到らず来ぬを詫ぶ
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只野ハル
秋だからあのアダージョを聞きたくて古いレコードに針を降ろす
7
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只野ハル
初めての旋律なのに心地いい目を閉じてても眠れないけど
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只野ハル
人知れず並び咲いてる百合の花風に揺られて花弁触れ合う
5
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只野ハル
道端に花を見つけてしゃがみ込むきれいだねって言ってみたくて
10
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ななかまど
大株の渦根気よく数えればむかしむかしの風ふいてくる
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