うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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ねりこま
シャワーだけさっと済ませるはずだった冬の身じたく湯舟の誘惑
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うすべに
吹き寄せる金色の蝶悲しみも ガードレールの下の花束
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音弥
花園に花は数々あるものを訪うはひとつかアゲハ哀しき
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つばす
早朝の西に沈む満月は 疲れきった夜勤明けのよう
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南都 勝
マイケルのお手本ダンス足を上げ「夜な夜なスリラー」ステップを踏め
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南都 勝
ダンクだよゴリラの顔でワープして揺れるネットはきっと未来よ
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音弥
快適な椅子をもとめて左見右見畢竟贖う高反発おざぶ
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ななかまど
乾ききる音聞きたくて山の辺の落葉ふむとき秋の香のたつ
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詠み人知らず
髪を切り ボブっぽくなった アラフォー 若づくりに見え 少し後悔
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ながさき
人類が等しく備う仏性を「妙法蓮華 経」と名（なづ）くる
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雨夜
降りくくる冷光は白銀のつかひ来るや碧き海から
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音弥
開く戸に怒涛の如く押し寄せる歌の波間に我埋没す
5
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び わ
身に沁みる一言大事人間は悲しみからも救われるもの
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詠み人知らず
枯れ草の丘より眺める暮れの街靴音だけが交はされてをり
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横井 信
暖房のスイッチ入れてぼんやりと集中できない在宅の部屋
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横井 信
夕暮れの東の空に月が出てお店の前でマスクをつける
5
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水紫
ぬばたまの夜更けに響く秒針に孤独知らされ虚しく入る床
2
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音弥
月見れば千々にものこそおかしけれ座り胼胝ある尻をなでつつ
4
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橘
扉あけ鼻腔を打つ香に驚きて山盛りの柚子にニンマリ笑う
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谷村思亜
喉を焼く 悲しみに襲われる夜 我よ消え去れ跡形もなく
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