うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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kingface
今朝ははや秋来たるらし鳴く虫の声ぞ哀しき蝉惜しむらむ
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みやこうまし
余りにも短き蝉の命かな 人の命の長きに比べ
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このえ
秋風の夏をさらいてあらわれぬ 何処かさむしい一日の朝
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秋日好
歩行者用道路の人形マークの手どんぐり付きの樫の枝持ち
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吉野 鮎
眞つさらなカンバスに蒼を星と月ヴァン・ゴッホの夜空にも似て
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川島さかな
飲み会の帰りに涼し大通り星追いかけてあぜ道ながれ
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川島さかな
柱から柱にかかる五本線ラとミの位置にある二等星
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朔夜
明日バス電車混むかと八月の三十一日涼風強し
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宴
ティーシャツをすり抜けていくこの風がいつものように突然に秋
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さへき さうじん
この夜は扇風機の風心地よく 秋の気配を漂わせたり
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ラベンダー
何気なく 胸いっぱいに 吸い込んだ 空気に感ず 秋の訪れ
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夕夏
おんだんかじょうかをすべくみずからのじゅんかんはやめちじょうをあらう
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滝川昌之
お散歩のステップ軽いワンちゃんの鼻にクンクン秋は風から
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詠み人知らず
夜の潮みちて来て光る生き物あふれるほど大きい街々
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詠み人知らず
火傷ほど火照る街の背けふは秋めく薄ら陽の湿布いくへも
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行中納言中将知師
秋雨の窓もくゎんくゎん雷や まさに天からくだる神なり
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真雪
昨日までと どこかではっきり ちがってる ひとつ季節が 動いたんだね
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まあさ
ただならぬ 異常気象の この夏は 心休まる ことなく終わる
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新座の迷い人
故郷を 思い出しては 酒を飲む あの光景が 変わり果悲し
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び わ
ひーふーみ歳を重ねてナナトキュウ（七十九）父の倍越えその先みつめ
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