うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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タケディオトドス
大雨や降りそそぐるが如くなりいつになりたる晴れ渡る時
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千映
咲きたくて咲けない光不足花泣きそうな顔下向き隠す
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大上
小道にも耳を澄ませば夏夜蟲月は出でねど淡く重ねば
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ラベンダー
しとしとと 秋雨の降る 夕刻の 冴えない雲に 少し苛立つ
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ラベンダー
山々の 連なる上の 色は溶け 街灯光り 虹の輪作る
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大上
どこまでも向日葵畑照らす日よ絶えず流れよ来夏次ぐ子へ
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大上
紫陽花よ落ちる樣には隆盛の夏もうつろひ殘暑消えゆく
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詠み人知らず
涼風の手弱女ぶり押しかへす夏の醜男まだまだ潜む
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詠み人知らず
金管の総奏そろそろ息切れて銀のフルートソロ忍び寄る
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詠み人知らず
太陽がシンバル叩き續けて人も街も共鳴する音叉だらけ嗚呼
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矢島 聡
日を求め 小さい葉を 高く伸ばす 二人で眺める 小さないのち
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天鳥
青田から いつのまにやら 黄金に豊かな実り 風舞い遊ぶ
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秋日好
二つ目に落ちた林檎は色づいて小枝と葉をつけ厨に居座る
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まあさ
虫たちの ハーモニー聴き 満月は 満足そうに 微笑んでいた
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新座の迷い人
薩摩芋 我も大好き 買い求め 八百屋で求め 粗悪で驚き
7
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新座の迷い人
故郷を 思いだしては 山川の 紅葉はじめ 想像すかな
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び わ
かぎりないホルモンにより命あり仕組つくりしそれはなにもの
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灰色猫
膨大な死人の文字の図書館でわたしは独り呼吸をやめない
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灰色猫
白米が怒ったらしいもの凄い粘りになって襲ってくるぞ
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灰色猫
創世の命の木の下聞いていた白鯨の歌はデジャブーに消ゆ
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