うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
谷村思亜
大海に 泳げとクジラの肉体に 入れられしメダカの魂我は
7
もっと見る
-
名鈴
宇宙入る世にも稀なる名器かな 曜変天目茶碗美し
1
もっと見る
-
波端
遠つ祖の日時計十二に割りたるを視る われひとり 覺めゐる眞晝
5
もっと見る
-
ななかまど
見においでカーブミラーの膨らみに犬ふくらんで猫ふくらんで
14
もっと見る
-
ＫＥＮ
凍えつつ おぼろの燈り 十三夜 眠る櫻の 淺し夢かは
9
もっと見る
-
トウジさん
朧げに過ぎてゆくらむ一年や来年こそは働ならし
5
もっと見る
-
名鈴
侘び人は 胃の腑も性も 僻めりや 素直にならば 道は開くに
8
もっと見る
-
はるのかおり
くるくるとまわる氷とカクテルの渦に飲まれて見えた異次元
2
もっと見る
-
ながさき
法華経の 不軽菩薩の 修行こそ 世界を変へる 方途を示す
7
もっと見る
-
はるのかおり
石ころを蹴飛ばし歩く少年の背負う憂鬱きっとお揃い
4
もっと見る
-
橘
虹潜む黒蝶貝のさしぐしをまよわず選ぶ一目ぼれして
8
もっと見る
-
桃山
贈られし鮭の半身を眺めては料理の仕方指折り数え
7
もっと見る
-
舞
枯れ木にもやや色残る冬の日に妻の手触れるそれくらいには
7
もっと見る
-
葛城
へっついも竈もくども無き今に尚年の瀬は煤払うらし
14
もっと見る
-
シダ
こほりとぢ重ねるゆきのあしたにはかひもみせざるむすびとならむ
2
もっと見る
-
シダ
ゆめとなきあさ霞さす鳥の声きかじとゐぬる片手もあらず
1
もっと見る
-
シダ
おくやまのいはねにみなもとぢざりてよす風にたつなみやたれ見む
2
もっと見る
-
つばす
急坂に母の背を押す娘っ子 笑みがこぼれた荒神参り
4
もっと見る
-
ＫＥＮ
凍えつつ おぼろの燈り 十三夜 眠る櫻の 淺し夢かは
7
もっと見る
-
渡 弘道
古館柱時計が永遠刻むワルツの調べ床にありけり
4
もっと見る
