うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
台風が庭の秋色集めては 一つにまとめて 紅葉の山彦
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もなca
雨風に踏みしだかれた野の花が晴れわたる空に面を上げる
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コタロー
強風に落ちてコロコロ團栗の子の手に乘るをじつと待つてる
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コタロー
柿熟れて朱々なりし樹々一つ甘さ知りたる鵯は飛び行く
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コタロー
濁流を必死に泳ぐ龜親子鯉も逆らひ鰭を動かす
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詠み人知らず
穹から高圧洗浄したみたい真昼いつもより眩しい一日
10
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詠み人知らず
夜嵐ぬけて生欠伸まどべにはチラシ配りみたいな薄ら陽
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詠み人知らず
夜嵐いやでも唸る耳の奥ノア探し回る夢でも見るか
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明星
颱風の過ぎたる後の枝小枝なにがなんだかめちやくちやで
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パンチパーマ波平
実を与え 葉ばかり残る林檎の枝 冬耐え 春の青空を待つ
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inosann
一夜明け台風選挙過ぎ去って平穏な日々戻りつつあり
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詠み人知らず
湧水ゆ 掬びし水の冷たきに 常しなえなる流れ感じぬ
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吉野 鮎
十月の野分の風は高層の窓に吹きあぐ激し雨ひと夜
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夕夏
かざおとのなかなきさけぶとりのこえだれをよぶのかしずまれかぜよ
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夢士
ほろ酔ひの路を照らすや十三夜頬に冷たき菊の香流る
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パンチパーマ波平
螽斯砂利では卵も産めなかろう野に移して来年を待つ
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パンチパーマ波平
ただ一羽空を羽ばたく白鳥はなぜ斥候を選び飛ぶのか
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パンチパーマ波平
秋雨止み林檎の裏に秋茜雲間からの日は我らに当たらず
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石川順一
大雨と小雨を交互に繰り返しまだ吹かぬ風選挙に行きぬ
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はまたいと
運命の 弓がわたしを 矢に込めて 過去を矢矧に 未来を射抜く
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