うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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舞
艶やかな泪の名残り語るのは冴え月のみの遊郭の跡
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横井 信
春霞たなびく空もまだ遠い伊吹おろしの白い山蔭
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武蔵野
時が過ぎ 日付が変わり 砂が落ち 新しい日を 迎える時間
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ユエ
フェイクファーあったかそうだね偽物は本物にはない寂しさ知ってる
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ユエ
色鉛筆好きな青から消えていくあの子が欲しい花いちもんめ
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杠千草
砂糖漬けの櫻桃の罐詰に落とす烟草の甘ゐ灰かな
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漫ろ野
いつの間に 化粧おとした水も泥になり 蓮には成れぬわたくし
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さいおん
圀之為 念捧吉 天神乃 情乎忘勿 花曾匂哉
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草木藍
一日に気温差ありて戸惑いぬ着る服悩み朝はあたふた
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ななかまど
原発に頼らなくてもよい明日が君の空にも子らの空にも
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武蔵野
家事をして 講演を聴く ライブラリ 自己を知ること 歴史を知ると
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漫ろ野
あやまちはうつくしい四肢を披露する舞台を待って袖でほほえむ
4
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橘
なにひとつ心に残らぬ文字遊び尻目にしながらステアリング取る
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岩本菫
音楽がいつも友だち 聴こえるのショパンのワルツ 音 鮮やかに
5
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岩本菫
寝れぬ夜、朝、昼ときて やはりまだ波が大きい この私なり
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音弥
まな板に鶏肉のせてビビリつつ講師の嫁の教示を仰ぐ
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桃山
もうこれで冬は矛先納めしか伺うようにカーテンを開け
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舞
アイヌの地抱きてみればその空に抱かれてみればカムイらのうた
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草木藍
玄関に豆雛飾る興醒めなマスクの箱はちょいとどかして
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横井 信
晴れわたる二月の朝の清し風ハクセキレイの後ろを歩く
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