うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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橘
とりどりの花びら広げ目を誘うパンジーポットに抗えず 買う
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音弥
乾燥も幾分和らぐ雨後の朝いつものルート往復完走
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桃山
悔恨の涙のんでは頬張りしむすびの梅の種が元かも
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詠み人知らず
山里の 深き雪と戦いて我が子案じつ飲む暮れかけの酒
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葛城
世を生きる身は年々に長く在れど誇れるやその生き樣たるを
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舞
晩酌の後片付けて先に寝る妻のとなりにまた今日も終え
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詠み人知らず
目がさえて 仕方ないので 味噌汁作る 素麺とお麩の シンプルな具で
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横井 信
ゆっくりと進む列車の後ろからまぶしい春の朝陽は昇る
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ユエ
明日には絶滅する虫てのひらで押し潰す人神と呼ぶ
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朔夜
ちらし裏ちびた鉛筆握りしめよしなしごとを書いては消して
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朔夜
教会の扉開ければ人気なくオルガンばかりの日曜の朝
8
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谷村思亜
淋しさは 酸素欠乏状態で この星にても生きる術なし
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へし切
侘しさは その時としもなかりけり よる年波と雪とを嘆き
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雨夜
梅の花みるひとなくも咲き匂ひ苑の暗暗まろく靜めり
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武蔵野
癒え素たデイ ラシドレミファミ 済んだこと くよくよしても 恥まらないさ
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ななかまど
春の陽はいつも気まぐれ逃げないで逃がさないぞとスノードロップ
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陰陽師
うたのわの利用規約の禁項に「誹謗中傷」明記是有り
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音弥
全身のストレッチにかける雨の朝 日常は放置の身の声を聴く
12
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桃山
混む路を遅れてよしといさぎよく心を決めて雨に親しむ
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舞
遠い日に雪女とあいし事などを妻に語ろうかこの寒き夜に
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