うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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つばす
天湿りやがて雨となり地を濡らす 新芽が湧き万物蠢く
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ななかまど
動かせる手と足もたぬ樫の木の実をくわえつつ忖度の鳥
11
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へし切
ひとりが良いそう言ひつつもなほさらに老いては人の恋ひしものかな
16
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音弥
似ていると言われ気をよくしていたに轢き逃げ事故で俺まで撃沈
6
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千草
陽を受けて喜び駆ける盲目の老犬が我娑婆に留めん
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桃山
やや高き花見目線を確保する為にゆったりバスの座席に
6
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名鈴
厳しき城も狭かる賤が家も 火逃れ難く焼亡し渡る
11
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御宿川蝉
花さそふ風に乗り来るうぐいすの 鳴き声高き春の夕暮れ
7
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舞
黄の帽子花咲くなかに保母さんも園児にあわせヨチヨチとゆく
6
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御宿川蝉
夕桜 うぐいす啼いて散り急ぐ 薄暮の空ゆく十三夜月
6
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さいおん
春去れば 賓訪ひ 捕らへむと 蝶は舞ひ往き 苗は去にける
8
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横井 信
夢を見る自由な風はうす紅の花の香りとやわらかに舞う
8
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草木藍
春の空鳴き声高きイソヒヨは青い鳥らし幸せ運べ
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詠み人知らず
薬慣れ 効き目がなくなり 相談を 次の診察 いつだったかな
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ななかまど
生きること迷いなきもの集まりて桜の枝は鳥の楽園
20
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詠み人知らず
春熱よ 気分が落ちる 夕暮れに 今日はカレーだ はしゃぐ馬鹿
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音弥
久々の遠出で疲労困憊し白河夜船を初体験する
11
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岩本菫
ねぎを五十円にしとくから 買ってくれない？ なんて甘い誘惑ね
5
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へし切
静まらぬはやり病の苦しみの 花のさかりを如何でか楽しむ
18
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やまざくら
紅枝垂 万朶の蕾 詠みしより 早ひと年や 籠り居の日々
7
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