うたの一覧 (カテゴリー：学校 並び替え：新着順)
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林林
やだやだと泣きつつ校門抜け出した子を抱き締める。共に泣きたい。
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成瀬山水
養殖の髪溢れたるキャンパスをひとりさまよう黒匂い立つ
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己利善慮鬼
クリームを溶かしたような空に浮く雲は幾らで買えるのでしょう
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ハナアルキ
水槽のメダカの息遣い以外 何もかも死んでいる夜の学校
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秋日好
禿げ山を上がって友の裏口に案内された先生苦笑し
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林林
「次の子の家まで先生送ってく。」先生と子ら春風の中
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林林
先生がいらして娘とお友達お茶淹れお茶出しとても助かり
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林林
先生のご予定時刻に外に出て「先生来た。うそ。」やめて息子よ
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詠み人知らず
スーツ着た就活生が元気なく吊り皮を持ち揺れる電車よ
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林林
先生は家庭訪問にいらして我が家の何をご覧になるのか
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己利善慮鬼
処女雪の白きが如く消しゴムは我が手に取られ穢れるを待つ
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ゆり
連休の熱冷めやらぬ谷間の日さざめき跳ねる登校の列
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成瀬山水
今日の午後クラス抜け出し来た海は罪の深さと同じ色合い
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風花
グラウンド通せんぼするぎこちなく柵に貼られた泳がぬまごい
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愚と楽
嗚呼！先生 カテイホウモン間に合った まだです。一応。 カテイホウカイ
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詠伝
年若い高学歴に囲まれて擡げる不安を頚椎で持つ
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詠み人知らず
園児らが並びてみなであげたるは長く大きな鯉のぼり
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松本直哉
戞戞と白墨ひびく教室のひだりききなるわかき先生
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源和泉
庭先の散り椿見て春の香感じや一人生き急ぎの身
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みん
この曲を好きだった人を思い出す 彼は今でも彼でいるかな
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