うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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江儀
春愁の夜はくだちゆく軋る歯で噛みし煙草の煙たきやうに
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詠み人知らず
爪を塗り 気分転換 色を選ぶ センスがないのか 紫を塗る
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ひらりや
薄曇 厭世の気を 抱えつつ憂世逃れに 呑むクラフトビヰル
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詠み人知らず
眠っても 疲れが抜けず まだ眠い 明日にまわした コインランドリー
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詠み人知らず
儲けなし 財布が売れて コンビニへ 歩いていく道 身体が重い
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音弥
毎日の朝の習慣不細工な二匹の猫に声かけ挨拶
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詠み人知らず
背負う罪 亡き者たちと 約束を 果たせなかった 肩と背中の痛み
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桃山
イメトレに畳の部屋が欲しけれど無きてぞ悲し固きゆかの間
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シダ
ことごとに割りて解きてことの端の小さきに分けてまた組み上げぬ
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シダ
たまさかに空の凝りしよにあらばわれと思ふも波ひとしぶき
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舞
来た道を戻るもできず返り見て悔やみばかりの独り酒かな
10
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夕夏
ぶーめらんうでのわるさにもどりくるえものおとせずいったきりかな
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横井 信
無人駅 脇目もふらず過ぎてゆく列車の風に舞い散る桜
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詠み人知らず
疲れては 夢の中にて 誘われ 寝起きの時計 驚き起きる
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うすべに
山道に猪の掘り跡 土塊と足元つつむ靴見比べる
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詠み人知らず
我慢して 苦手な教科 噛み砕き 繋がり見つけ 過去に頭を下げる
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ななかまど
黄の砂を狭き日本にこれほどにありがたくもあり恨めしくもある
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トウジさん
花詠めば鶯来鳴くを真似びたり生成りなりてものぞこなひし
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詠み人知らず
良藥を口に含みしまま嘔吐く 我見て我見て學び進めやすすめ
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音弥
習慣は俺を走らせ外気温高くなり日々マスクはキツし
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