加祢さん
のうた一覧
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我が夏はまだ終はらじと明け渡る空にかぎりの羽音広げり
平成二十二年八月二十六日
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まだまだ暑いので、早朝からうるさ...
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もののふの和歌にみませし心根に深く染ませてをる千代紙に
平成二十二年五月十五日
35
坂本龍馬も歌人だったとは。
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まつ直ぐに水吸ひ上げし樹の音を吾が身すら意のままならず聞く
平成二十二年七月二十四日
31
SLYの「SING A SIMP...
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をさなごの笑みまく顔に我もまたつられて笑ふ何や楽しき
平成二十三年二月六日
31
子供の満面の笑みにはつられます。
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枝の花も実も葉もおなじひともとの橘なれどなどてあらそふ
平成二十二年九月二十一日
30
おかしなことです。
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さかづきをなみとみたして豊栄のみよにつぎゆく笹の露かな
平成二十三年七月二日
29
笹の露は酒の異称だそうです。
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悲しきを素直に言へぬ吾が上にも月は清かにほほ笑みてをり
平成二十三年一月十一日
28
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ひゐらきも二百年を経てをれば角みなとれてまるくなるとふ
平成二十二年五月二十七日
27
最近初めて知りました。
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うつろひし糸の心に聞きゐれば八重にひらける花の色見ゆ
平成二十二年七月十八日
27
いただいたお歌の「戀」の字より、...
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配給の水もらひつつ家がある命があると励ましあへり
平成二十三年三月十六日
27
水道とガスはまだですが、昨日よう...
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庭に摘む花を活けみて小さくも動きのあれば飽かずながむる
平成二十二年六月十二日
26
茎が少し曲がって動きがあり、小さ...
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うたはれしいくさの痕を苦にあへぎ累々とせし人見へざるや
平成二十二年八月五日
26
未だに核実験が行われるウイグルを...
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君のつむ花も今宵は潤み咲き何とも云へぬ色心音も
平成二十二年六月二十七日
25
光源氏様からいただいたお歌に。
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もと木より色鮮やかにかへで舞ひ幾重にも敷きつむ織る錦
平成二十二年七月十六日
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六段の調は箏独奏曲。編曲は原曲の...
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うちやみてすず風の音もさや月の影ひとつみゆ君が眼差し
平成二十二年七月二十三日
25
体調が戻ったからと言っても無理は...
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世に出でば露の命を全うす数多の珠のかがよひを見む
平成二十二年八月九日
25
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憂ふこと多き世なれど雨降りて地は固まると人は云ふなり
平成二十二年九月二十八日
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水中にて庭を見ゆるかなみ揺らむ手漉きガラスに透しみゆれば
平成二十二年五月二十四日
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美術館の、手漉きガラスが使われた...
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目の見へでより細やかに奏でらる見たこともなき荒城の月
平成二十二年七月二十九日
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ギタリストとのデュオで、Bert...
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息白く見上ぐ空よりふり落つる雪は薄らに野辺を敷きゆく
平成二十三年一月十六日
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