蛙の庭さん
のうた一覧
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そこに憩うひとの不在をあたためて椿散り敷く赤にそそぐ陽
平成二十二年一月十五日
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蝶の夢の隣りに淋しき冬がゐて巣を張り初めし蜘蛛の憂鬱
平成二十二年一月二十八日
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濠端のやなぎさみどり陽を浴びてわれにも輝くもののあるらし
平成二十二年三月十七日
9
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まだ誰も踏んではいない新雪のごとく降り敷く雨後の花跡
平成二十二年四月二十五日
9
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枯葉敷く川沿いを行く愚直という道の曲折空は曇天
平成二十二年一月十三日
7
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僕等には何かが欠けてゐると云ふ冬極まりし夜の孵卵噐
平成二十二年二月三日
7
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荒野にて星を見上げる猫がゐて淋しさがふと誰かに落ちる
平成二十二年二月六日
7
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緩む夜の水族館よ生き物の重さを溶かして鎮める水面
平成二十二年五月三日
7
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夕暮れは悲しみを着てその外に星空を着て地球の夜
平成二十二年一月十三日
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はじめての投稿です。よろしくお願...
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星々とわれと猫との間隙に淋しき冬のとどまりてをり
平成二十二年二月六日
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花は花に祕められ眠る深々と老櫻を抱く五月のみどり
平成二十二年四月二十八日
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見渡せば荒野を抱く星の海燈守のごとき自負に眠れず
平成二十二年一月三十日
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さきがけのごとくに開く寒空の梅の枝なる春の回線
平成二十二年二月十七日
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お濠には花また花の萬年を龜は夢見るふたりでゐる春
平成二十二年四月十一日
5
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ひっそりと話声する夕暮れの水族館を最後に出でて
平成二十二年五月三日
5
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海を渡る蝶のごとくにひと群れの花はらはらと大河を越える
平成二十二年四月二日
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葉櫻の下生えの濃き緑へと祕められてゐる一片のはな
平成二十二年四月二十七日
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かつてありし無窮の宇宙をさなぎ飼ふ少年は育てをりさなぎのなかに
平成二十二年一月十三日
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風は止まずひかりは止まず降り注ぎあまねく満たし冬の午後往く
平成二十二年一月十三日
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闇に高く震へる凧よわが歩む足下も危うき星の海なれ
平成二十二年一月三十一日
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