きくゑさん
のうた一覧
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ゆるやかに尾のひく緑灯燃え落ちて南の空へあまたの祈り
令和三年十二月十一日
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夕べ、緑色の大きな火球が南の空を...
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人生を早送りして仰ぎみる偉大なロックドラマーの逝く
令和三年八月二十五日
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若いころの好きなものがどんどん逝...
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愛らしき白黒揺れる藪みょうが愛でる庭先夏の終わりに
令和三年九月三日
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実は何の植物か名前を知らずにいた...
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十六夜の月のふもとで輪になってスマホ眺めて神楽鈴聴く
令和三年九月二十四日
12
攻殻機動隊の曲の鈴の音が和楽器で...
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立春に片手無くした手袋の握手のあいて探して歩く
令和四年二月七日
12
暦の上では春でも毎朝とても冷えて...
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ミント水 グラスの底に桃の種 あとひとくちの とろりと甘き
令和三年七月二十二日
11
ただの水にハーブや果物の皮や種を...
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雨が降る前の埃香たちのぼり虫鳴きやまぬ蒸す秋の暮れ
令和三年十月十日
11
天気がよかったせいか、小雨なのに...
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日の暮れるまぎわの空にあきぼしの遠きに馳せるまばゆきひかり
令和三年十一月十日
11
南の空に孤高に光る星、天気の具合...
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暮れる陽に向かう筑波嶺そろそろと融けゆく映し朱鷺色のころ
令和三年十二月十三日
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夕方西の方から筑波山を眺めながめ...
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解のない悩み迷いて生む歌がだれかの鎖溶く鍵となれ
令和三年十二月十六日
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数学は呆れられるぐらい不得意でし...
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散り際の桜悲しき霧に浮く風なき朝にうすべに沁みる
令和四年四月十一日
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霧が晴れてしまったらずいぶん寂し...
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静寂の朝に目覚めし熱のひく 生活音がとてもいとしい
令和三年八月十六日
10
微熱が続き伏せっていたのですが、...
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修復し天使あらわる絵画にも光と影がまたやどりけり
令和三年八月二十六日
10
来年修復後の海外初公開のようで東...
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噛みちぎるバケットのはし温かく雨もあがりて今朝の幸運
令和三年九月二日
10
焼きたてのパンに運よく当たる&つ...
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対話するキバナコスモス青柿と秋がゆっくりオレンジ羽織る
令和三年九月八日
10
まだ青い柿とオレンジ色のコントラ...
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向かひ合ひ鬼皮を剝くコツコツと無言のあひだくゆる蚊遣香
令和三年九月二十七日
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栗を食卓に乗せるには非常に手間が...
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見まく欲し卒寿迎えしリヒターの傷を重ねし生み出す抽象
令和三年十一月二日
10
30億で落札された絵が公開される...
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山茶花はふんわりひらき乙女色まだ葯硬くなお初々し
令和三年十一月十九日
10
我が家の山茶花は少しだけうすい紅...
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月を喰う儀式終わった翌朝は雲なく染まる美空色なり
令和三年十一月二十日
10
月蝕はじっくり眺める時間がなく残...
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団欒の食材つまる市場にてそわそわしてる蛸の右足
令和三年十二月二十日
10
年の瀬のスーパーは季節料理のため...
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