雨夜さん
のうた一覧
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久方の鏡の奧の階に 囁きそよぐ異國の音
令和二年十二月十四日
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三面鏡
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懷かしく香る水仙いちりんいちりん鈴なり折りふしゑまふ
令和六年一月十四日
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ちりんちりんと水仙の鈴が鳴って、...
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埋もれし水琴窟に言問ひて水は天地また驅け廻る
令和二年十二月十九日
11
散歩(三)
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忘らるる庚申塔に依る菫 一夜百年咲きそひたるや
令和三年四月十五日
11
一夜草
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いくむすひ東雲色に花めける少女の行方つぐ薔薇ゐて
令和三年五月二日
11
散歩(六)
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五月闇くらき木蔭に微笑ぬ守宮はまぶた閉づることなく
令和三年五月二十五日
11
円らかなもの
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かたかたへ花粉ふりしく蜆蝶 ふと酢漿草の燭臺はぜる
令和三年九月二十一日
11
しゞみてふ
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いかさまに空のころもへ魚子うつ雲は戲れ魚をかたどる
令和五年四月二日
11
4月歌会・自由詠 魚子(=なゝ...
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梅の花みるひとなくも咲き匂ひ苑の暗暗まろく靜めり
令和三年二月二十六日
10
散歩(四)
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夜の苑 枝垂るる梅は咲き匂ひ 微かに光まとひて降らむ
令和三年三月五日
10
散歩(五)
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井戸底に沈む玻璃鏡は薄明の色をうつして水に赫ふ
令和五年七月二十一日
10
祖母の家の井戸を思い出して。
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草蘇鐵屈むる卷は解き放けて溢る胞子の心行き果つ
令和三年一月二十一日
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こごみ
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うつしきは雷雨のあとに射し交はす逢魔時の虹の瞠き
令和三年三月十四日
9
夕方のこと。
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はらはらと火粉ふりしく花火草 はぜる破片に焰またたく
令和三年九月二十一日
9
ハゼラン(星月草)、はひふへほ
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裝飾模樣ちひさき光またたきぬ 八角形の皿に降る雪
令和三年十一月三十日
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フランスアンティークの八角皿をた...
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隱り口の迫間こゆらむ冬の蝶ささらめく翅めづる雪月
令和三年十二月二十六日
9
12月歌会・題詠「迫」 冬の蝶...
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卵形の硯の濱に磨る墨は搗色、くらき波の音きこゆ
令和四年七月二十七日
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書道を習い始めました。 墨を磨...
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あらかねの土の午睡にほろびざるものをおもほゆ炎ゆる長庚
令和五年七月三十日
9
7月歌会・題詠「長」 長庚(ゆ...
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閉ざされて緑息づく庭園に常夜燈あり螽斯の翅と
令和五年七月三十日
9
7月歌会・自由詠 日本庭園の立...
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書讀に緑柱石の鏡玉おき 文字より湧きたつ雲の行方みゆ
令和二年十二月六日
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薄青色の六方晶系
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