梅星さん
のうた一覧
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海雪の降るや消えにし淡雪の如くにもがな跡も残さず
令和二年十月二十五日
13
掛詞:降る/降る ゆっくり...
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菊月に冬来たるらしこほろぎの泪こほりて声の絶え入る
令和二年十月十三日
9
蟋蟀が鳴かなくなったのは、寒さで...
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うたたねに覚めて軒端の青柑子とこよなれどもうつつ忘るる
令和二年十月二十日
7
掛詞:常世/床夜 目が覚め...
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秋暮るる肌の寒みに寝られじとけさ口紅の色変へんとす
令和二年十月二十六日
7
夜が寒いのは一人寝だから。 新...
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住吉の名負はば叶へよ忘れ貝よる浪にだに浮く面影ぞ
令和二年十一月七日
7
掛詞:寄る/夜、浪にだに/涙に、...
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君がためそへる今宵のもみぢおろし待つや秋刀魚の身もこがしつつ
令和二年九月三十日
6
旦那さんにはいつも早く帰ってきて...
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目には見て逢ふはあたはぬ君ならば思ひのつよきうちに秘めたる
令和二年十一月三十日
6
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雁飛びて青き文書く はやぶさの散らすもみぢ葉千々の錦ぞ
令和二年十二月五日
6
本歌 雁碧落ニ飛ンデ青紙ニ書セ...
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浮舟はこがれまつほの浦みつつ秋果てる月いづちゆくらむ
令和二年九月二十八日
5
離れゆく恋人を待ちながら
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夢にだに言ふや言はぬやいさめして遠く眺むるいさよひの月
令和二年十月四日
5
掛詞→禁め/寝覚め、十六夜/いさ...
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激しくも降りつつ更ける夜はたのし君が秋雨あらしとぞ見る
令和二年十月十日
5
掛詞:降る/古る、更け/老け ...
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旅衣ひとり竜田のもみぢ葉の錦散り敷くはなむけの風
令和二年十月十五日
5
旅→立つ/竜、衣→断つ もみぢ...
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肩ごしに宵の三日月ながめしがこの有明はなどか曇れる
令和二年十月二十二日
5
まだ宵のうちから来てくれた、あな...
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月影に透かす盃紫の酒かたぶけて家もまほろば
令和二年十一月一日
5
本歌:葡萄美酒夜光杯 今夜...
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有明のつれなき月の朝まだきまだ来ぬ人もひとり見るやは
令和二年十一月二十六日
5
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くればまたあくるるがよのならひなら月をかくさむ朝もかくさむ
令和二年十二月二日
5
掛詞:来れ/暮れ、明く/飽く、夜...
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すずめらの音も氷りしか冬の朝起こさぬのなら今しばし寝む
令和二年十二月三日
5
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ふみわけて露のまだ霜ならざるにぬればや知りぬ秋だにも来ぬ
令和二年十二月六日
5
①まだ霜にならない露に濡れると、...
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初春の紅ささぐ白雲のたづなき渡るよろづ代までも
令和三年一月二日
5
明けましておめでとうございます。...
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梓弓真弓槻弓よるを経て今宵望月よよに露けき
令和二年九月三十日
4
意:これまで様々な夜を過ごして、...
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