みのるさん
のうた一覧
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この梅雨の仕舞ひとならむひたすらに街打つ音をひたすらに聽く
令和二年七月二十二日
9
季節の箍が外れたまま夏に向かおう...
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沈默に穿たれてゐる孔ありてその底にわく不信の羽蟲
令和二年七月三十一日
7
形ばかりの会議では、誰も何も言わ...
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逞しき鋼のやうな青い香を放ちてゐたり吾子の背中は
令和四年七月二十八日
7
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高架橋 電車はおっきな怪獣で手を振る子らにひとしきり吼え
令和二年八月十七日
6
電車の運転手も、子供たちの期待と...
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そういえば母も独りで詠んでいた 歳経るごとに思い出すこと
令和二年八月十八日
6
歳を重ねて、最近自分が親と同じこ...
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ひとはみな大きな虚ろ抱えたり歳を重ねて思い知ること
令和二年八月二十二日
6
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止まり行く独楽が左右にぶれるごと疫病年の世界は揺らぐ
令和二年八月二十三日
6
疫病年は、ダニエル・デフォーの『...
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コロナ下の日々の散歩で見つけたる路地ひとつずつ名をつけてみる
令和二年七月二十七日
5
毎日変化を工夫するうちにさまざま...
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ホームとの隙間の闇を跨ぎ越し今日もわたしは仕事に通う
令和二年七月三十日
5
中央線は、よく人身事故で止まって...
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歌詠みは時計職人 助詞ひとつ息を殺してそっと置き換え
令和二年八月一日
5
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三十一字を打ち破りたし三十一字に閉じ籠りたし 愛と憎しみ
令和二年八月三日
5
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あらたまの年ふる身には湧かずとも相聞歌こそ美しとぞ思ふ
令和二年八月十六日
5
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さかさまの虚偽栄えたる世の中で己が正気も保てているか
令和二年八月二十日
5
政治も経済も、文化の姿も、そして...
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むくむくと地平に起こる雲の峰夏は構はず押し寄せて來る
令和二年七月二十三日
4
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裏の家の高みに止まる鴉ども値踏みに来たかわが老いなみを
令和二年七月二十六日
4
この一帯の森をねぐらに鴉の存在感...
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樹の蝉も草間の蟲もともどもに梅雨間かすめて鳴き始めたり
令和二年七月二十六日
4
西のほうで荒れ狂って、今年はなか...
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三十一文字のほんのちひさな噐にて いま、ここ、わたしのひとひら掬ふ
令和二年八月五日
4
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哀しみの作法を拉ぐその先に赦されてある喩を何と呼ぶ
令和二年八月十日
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定型と古語で鎧えるわが歌は殻を負いたる蝸牛にも似て
令和二年八月十一日
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短歌の矮小さにつくづく嫌になるこ...
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挽歌とは殯にあらずそれはただ生の傷みに寄り添へる歌
令和二年八月十三日
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