はなしのぶ゙さん
のうた一覧
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ひたむきに花とし咲けるこの身なら緑野に一輪の芥子でありたし
令和五年三月二十七日
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あらざらむ夢の欠片をうち捨てて細くなりたる夜の髪すすぐ
令和二年七月十七日
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穫りたてのレタスをかろき音たてて食める母娘に吹く緑風
令和五年三月十五日
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夕闇に溶け行く窓の内側につぎつぎ点すわれの灯りを
令和二年九月三日
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数多なる為すべきことの焦りもち暦に二重のあかまるつける
令和五年三月二十七日
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秋木立を柔らかな陽の降りたりてわがスニーカーのつまさき温む
令和五年十二月二十四日
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耳朶に鳴る檜扇貝のイヤリングとほき小島のさざめきつれて
令和二年八月五日
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はつかなる風に花びら散らしめてわれが奧処を染める雛芥子
令和五年三月二十七日
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やはらかき足裏をもてる吾なりて沈みかけたる陽を追ひかける
令和五年三月二十七日
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枇杷色の月を厨にまねき入れそのひぢりなる卵黄溶かな
令和五年十二月二十四日
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所在なげに吊されてゐるわが喪服 夜道に別れの言葉すてきし
令和二年七月十八日
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鮭の腹切り裂きし指もてあまし柚の香のする湯にしずめをる
令和二年九月二十九日
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もみぢ葉を一枚添へて屆きたるホッと優しき友よりの文
令和五年十二月二十四日
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アップテンポの曲にいよいよ乗れなくて回転軸が三ミリ傾ぐ
令和二年七月九日
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うち寄せる波に指先ぬらしつつなにを追ひかけてゐたのか ひとり
令和二年七月十二日
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マシュマロの如きはだへに触れたれば乳歯を見せて赤子は笑ふ
令和二年七月十四日
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ひと日づつ過去へと流すカレンダー川面は秋の光りをゆらす
令和二年八月二十一日
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独り見し枇杷色の月を貼り付けるわれの鏡よかがやきを増せ
令和二年八月二十一日
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潤む瞳に悲しみの海たたえつつふっと笑顔をむけくる貴女
令和五年三月十一日
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逆剥けの指がヒリリと痛む夜しずけさの中飲むレモネード
令和五年三月十四日
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