詠み人知らずさん
のうた一覧
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河川敷の穗芒の群れ夕日浴び風なびければ耀き増して
令和元年十月三十一日
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遙かなる比叡の峰に朝霧の薄墨浮きぬシルエット美(は)しき
令和元年十月三十日
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今日は大阪の朝の街も霧が濃く ...
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草原の黄ばみ色づく草もみぢ 足湯に旅の四肢緩ませて
令和元年十月二十九日
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うたのわにアクセス出来ませんでし...
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しかすがに釣瓶落としの暮れの秋夕日が井戸に落ちゆくが如
令和元年十月二十四日
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釣瓶落としとはよく言ったものです...
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音もなく秋深みつつ柳散る川邊の面にゆる己が影わびし
令和元年十月二十三日
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ほっそりと何かちっぼけに 見え...
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潮騷の砂丘の棚田に稻架高く能登の海鳴り遠ざかりける
令和元年十月二十一日
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結婚するまで金沢に居りましたので...
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明月の周りの星の靜かなる刈田の月夜に蟲の音ほそく
令和元年十月十七日
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涼しさを超えて寒さを感じる よ...
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野に心放ちて山霧早や暮れて吾が歳のゆく早さと重ねり
令和元年十月十六日
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各地の台風被害には本当に心が痛み...
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一日中降る雨しのぐ颱風裡ぬけて靜けき空仰ぎたり
令和元年十月十二日
15
PCの故障で遅くなりました。
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十三夜なれど野分まへなる曇天の暮れて刈田に細りゆく蟲の音
令和元年十月十一日
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こちらも刈田が目立つように な...
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地下街を出でて仰げる秋の空 箒で掃けり水彩の雲
令和元年十月十日
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ここ2・3日爽やかないいお天気 ...
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秋深み障子に影の木の葉搖る夕暮れ侘し想ひに耽(ふけ)り
令和元年十月九日
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深まってゆく秋の夕暮は どこか...
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木犀の香りをいれて厨ごと運びくる風やさしくつつむ
令和元年十月七日
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道を歩くとあちこち金木犀の 香...
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穩やかに水の近江の秋の波 半月わびしき淡海に漂ふ
令和元年十月六日
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車で郷の家路に琵琶湖を めぐり...
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心地よき風澄み渡り貴船菊そよと清しき古都を偲びる
令和元年十月五日
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京都の貴船地方に多いことに よ...
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うたかたの華やぎ祕めて曼珠沙華しきりに燃えて山あいの畦
令和元年十月三日
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山あいの畔に美しく燃やす 曼珠...
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稻穗垂れ黄金の海に鷺一羽薄暮の空を悠々と舞ひゆく
令和元年十月二日
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一日の過ぎ行く早さ秋の暮れ 山襞かげり明星またたく
令和元年九月二十七日
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日も短くなって来ましたね。
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名の知らぬ色鳥庭にあさなさな木の枝かげに聲の愛らし
令和元年九月二十六日
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色鳥=あとり、まひわ、じょうびた...
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零れ咲く萩に魅せらる蝶たちの深みゆく秋を亂舞してをり
令和元年九月二十五日
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去年京都の龍安寺へ行った 時を...
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