詠み人知らずさん
のうた一覧
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秋袷(あはせ)母の針目のこまやかに噐用なまでに心つくして
令和元年十月十九日
16
そろそろ秋も深まりつつありますの...
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ついーときて二人の先ゆく赤とんぼと秋彼岸詣での墓參道ゆけり
令和元年九月二十三日
13
今日は秋の彼岸の中日に あたり...
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針さしの古裁縫箱に鎭座して母の縫物待つてゐるかに
令和元年九月二十日
9
母はいつも何かを縫っている イ...
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盆帰省に皆の息災安堵せり母嬉しげに西瓜切り始む
令和元年八月十九日
13
亡き母の思い出です。
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菩提寺の山風涼しき朝の墓に無言で胸うち話しかけをり
令和元年八月十四日
13
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林泉のくれて夕星合歓の花淡き薄紅亡き母慕う
令和元年八月三日
9
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手を離れ星となりたる螢火の「すーつと」舞ひ上ぐひと筋のひかり
令和元年七月二十五日
8
娘と何年か前ホタルを見に行った ...
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若きままの娘の寫眞に白き海芋(カラー)供花して偲びぬ青春時代
令和元年五月十九日
8
私より先に三十路子の旅立ちは ...
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抽斗に母の形見の鯨尺嫁ぎし呉服屋むかしを偲ぶ
令和元年五月十三日
12
母の嫁いできた家は呉服屋 だっ...
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よき月にくれなゐ香るぼうたんの母の遺愛に思ひ慕はし
令和元年五月三日
14
母の大事に育てていた牡丹が ま...
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笹舟を小川で流した幼日の吾子の笑浮かぶメランコリーの春
平成三十一年四月七日
12
三十路子を亡くしておりますが ...
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春告鳥やうやくこころさだまりぬ運命(さだめ)のままと心に聞かす
平成三十一年四月一日
4
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弦月を眺め思ふは郷の海 美(は)しけき無數の凍て空の星
平成三十一年三月二十八日
9
今夜の下弦の月を眺めて郷の 星...
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