さかさまぼこさん
のうた一覧
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代を継ぎて猫の爪研げる梨の木の今年も白き花つけにけり
平成三十一年四月二十五日
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崖かけて滝のごとくに咲きなだれ紫煙る山藤の花
令和元年五月二十三日
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夏遅く生まれたらしい猫の子が枯れ葉まろぶを追いかけている
令和元年十二月二日
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我が宿の薄墨の梅咲き初めぬ薄鈍色の春のかそけさ
令和三年二月五日
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雪の上に人と猫の足跡が同じほどつくこの島の冬
平成三十一年二月十二日
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霜冴ゆる名のみの春の曙にはや迫り上がる夏の三角
令和五年二月十八日
6
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「旅の者」我れをそう呼ぶ漁師らに幸分かたれて鮭と鱈の日々
平成三十一年二月十二日
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ここでは移住者を「旅の者」と呼ぶ...
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何ゆゑにかく悲しきか 擦り切れしタオルの子犬に別れを告げる日
平成三十一年二月十四日
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棕櫚の樹の伐られし後も花房の面影に立つ高き夏空
令和元年五月二十七日
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棕櫚の木の手の形せる花房に北の島にて触るる初夏
令和元年五月二十七日
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散り敷ける桐の花踏む野辺の道香に立つ思ひ如何にかすべき
令和元年五月三十日
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逝きし夏の暑熱の名残り巻きをさめ槿の垣ゆ陽の色の消ゆ
令和元年九月二十三日
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槿は一日花で、朝開いた花が夕方ま...
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海越えし挵蝶を載せて鎮もれる荒き磯辺の浜菊の花
令和元年九月二十三日
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時に紫蘇・韮・どくだみの香にまみれ外の面の草を刈る秋の昼
令和元年九月二十三日
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風邪引きの道に添ふかや犬ふぐり 踊り子草と背くらべしつつ
令和二年三月二十日
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島の波止場船を見送る猫の背のにこ毛を揺らす今朝の秋風
令和四年九月二十三日
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さっき海にふと投げ込んだ石が次ぎに陸に上がるのはいつのことだろう
平成三十一年二月八日
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借りた家に山桜の巨樹の二本あってここが目指した処かも知れぬ
平成三十一年四月二十五日
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ペルセウスの流れ星見んと起き出でしが先づ久闊を叙すカペラや昴
令和元年八月十七日
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大風のたびごとに枝落としつつ桐は姿を整えてゆく
令和元年十月十六日
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