もどりさん
のうた一覧
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幻想はおしまいですよ明日からあなたも社会の一員なのです
平成三十年十一月十五日
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さりさりと畳を鳴らす足音の行き過ぎていく五月の午睡
令和元年五月二日
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使い捨てマスクの中に露結び今朝も私は生きている様
平成三十一年一月三十一日
9
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天上のひかりは天へ帰された いつか地上へ注ぐ朝まで
平成三十一年四月十六日
9
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冬眠に向いている朝 幸せの残り火だけを抱きしめている
平成三十年十二月六日
8
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封筒に刻み込まれた筆跡は誤配がゆえに冴え冴えとして
平成三十一年一月十二日
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細切れになった秘密をビニールに詰めてオフィスの隅に積み置く
平成三十一年一月二十二日
8
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口々に「よいお年を」と言い交わし別れる夜はささやかに初夏
平成三十一年四月二十六日
8
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その夜にとても遠くから来た彼は、これが潮のにおいか、と言った
平成三十年十二月四日
7
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抱擁はもう存在していないのだ 通勤ラッシュの乗車率にしか
平成三十年十二月二十六日
7
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人間は黙って外に立ってなさい 獣の叙情は獣らのもの
平成三十年十二月二十六日
7
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寒空を結露がつたう セーターを脱ぐ背の細さを見てなどいない
平成三十一年一月四日
7
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ぎこちない笑いかたでも口数が多くなくてもあなたは満点
平成三十一年一月九日
7
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青ざめた顔だけ覚えているといい 始発を手繰って帰る顔だけ
平成三十一年四月十五日
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それはただ春です 私の春なので青かどうかは私が決めます
平成三十一年四月三十日
7
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記憶では拾えぬ日々を手のひらに集めた重さを平成と呼ぶ
令和元年五月一日
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猫と目を合わせないでよ あなたの目、つられて透けてしまうのだから
令和元年六月三日
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すれ違う異国のひとのつぶやいたJune 晴れ間の静かなひかり
令和元年六月十四日
7
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シャワーから流れる音で満たされている 物思い流れ去るほど
平成三十年十二月七日
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胸元に何か詰まっているらしく息を吐いては吐いては吐いて
平成三十年十二月二十三日
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