千百さん
のうた一覧
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純粋で 冷たいほどの 憧れが 真夏の身体を ゆっくり蝕む
平成三十年七月二十二日
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蓮の葉を 転がる雫が 私なら ためらうことなく 誰よりも早く
平成三十年八月十九日
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あの人は もう死んだけど まだうちで 暮らしているわ 鰻食べてる
平成三十年七月二十五日
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むせ返る 緑の果てまで 君を連れて まだ行けたのに 疲れてないのに
平成三十年八月十日
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病棟の 徘徊患者を 真夜中に 眺める父は 母の手術(オペ)待つ
平成三十年八月十三日
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現実と 夢の境が 消えた時 涙の熱さが 道しるべとなる
平成三十年九月十一日
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新宿の 日暮れの胸の 高鳴りは 約束などない 夏の夜の夢
平成三十年七月二十八日
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あの日から この感情は 地続きで 今日も空へと 連なっていく
平成三十年七月三十日
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雨に烟る 西新宿の ビル群の 赤い瞬き 背に丸くなる
平成三十年八月六日
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カンブリアの 海を見て来たと 憔悴の 父は昼寝から 目覚めたばかり
平成三十年八月十四日
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籍入れぬ 娘の妊娠 知ってから 納戸でレゴ探す 小躍りの父
平成三十年八月二十四日
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死に際に 西瓜を求めて 逝った祖母 悪阻に果肉を 啜り思い出す
平成三十年八月二十八日
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待っててと 席を外して もう五年 陽の沈まない 夏の夕暮れ
平成三十年七月二十二日
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煮魚を ほじって食べる 箸先に 見知らぬ誰かの 癖を見る夜
平成三十年七月三十一日
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「ゴトウ様 本日来訪」の 付箋紙が 半年そのまま また日が暮れる
平成三十年七月二十七日
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ワイエスの 画集をもとめる 君の指を とどめるだけの 力すらない
平成三十年八月四日
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もう一度 愛した人は あなただと 信じるために 目隠しで宙へ
平成三十年八月十八日
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現実と 切り離された 海底で 玉探してる 毎夜毎夜
平成三十年八月三十日
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恋人の 名で猫を抱き 頬ずりの 娘に父は 紙の顔上げる
平成三十年九月十日
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白い指を 絡ませ頰に 頰をつぶし 笑い圧し殺す 夜明けの乙女ら
平成三十年七月二十一日
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