幸子さん
のうた一覧
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遅咲きをものともせずに山茶花の今を盛りと春を壽ぐ
平成三十年三月一日
34
それはそれは美しい山茶花です。
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木々の葉の影の成したる絵巻物愛でつつ歩む秋の道かな
平成三十年九月二十日
25
木々の葉の影が道に落ち、まるで美...
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折々の選択の悔い それすらもどこか心に馴染む夕暮れ
平成三十年十月二十五日
24
あの時、ああしていれば良かったと...
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でこぼこの自分や世界そのままに 今、幕は開く 思い切り行け
平成三十年六月三十日
23
モーツァルトのオペラ「魔笛」序曲...
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緑から赤へと駆けるグラデーショントマトは真夏めがけ連なる
平成三十年七月二十一日
23
ミニトマト(^^)。枝に実が連な...
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君知らぬままに生まれしいくつもの君恋ふる歌君知らぬままで
平成三十年七月二十四日
23
告白すればいいじゃん。臆病な我
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持病薬飲み忘れても痩せるというあやしいサプリついぞ忘れず
平成三十年九月八日
23
まずは三ヶ月、続けてみてねという...
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丈高くなりてどうするハルシオン巨木の森は黙し語らず
平成三十年七月十五日
22
春、花も種も済ませてしまうと、ぐ...
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紗の薄きカーテンのごとき鯉の尾のスローモーションでひるがえるかな
平成三十一年一月十六日
22
水の中でそよぐ鯉のしっぽ。水の重...
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皆知らぬネズミモチとふ名も花もその香のいかにかぐわしきかも
令和元年五月九日
22
近所に、「ネズミモチ」という木の...
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木々の葉の皆輝きを主張して飛鳥山にも夏の来にけり
平成三十年七月十日
21
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ぴちぴちと天ぷら油はねはじめ夕暮れの街は「おかえり」の準備
平成三十年七月十日
21
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青き柿身も固けれど猛暑耐へ情熱の色蓄へつあり
平成三十年七月十六日
21
柿が色づく様子、現時点ではあまり...
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ちらほらと発声練習しはじめる蝉に猛暑日予感する朝
平成三十年七月二十二日
21
天気予報で、猛暑日なのは分かって...
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秋が見えはじめたことを認めたくない気満々未消化の夏
平成三十年八月九日
21
私の夏はこれからよ~ッ!悪あがき...
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幼子の抱っこ紐より仰け反りてその手で世界探らんとしけり
平成三十年八月二十三日
21
電車の中で。お母さんに抱っこされ...
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告白し振られたけれど青春と呼ぶには足りぬやりきった感
平成三十年六月二十四日
20
以前のことなのですが。相手への心...
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しょっぱさと酸っぱさのあわい見極めむと梅干し運ぶ口腫るるまで
平成三十年七月五日
20
やっぱり夏は梅干し(^.^)
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流れてく雲にふと手を振ってみる何か応えてくれぬだろかと
平成三十年八月二十一日
20
季節のせい?台風のせいでしょうか...
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新聞と画集を行きつ戻りつし世界をこの手に握る土曜日
平成三十年十月二十七日
20
土曜日の朝、カフェで新聞と画集を...
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