吉野 鮎さん
のうた一覧
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流星のかけらの幾つさがす夜葉月の風に微か秋立つ
平成二十九年八月七日
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さよならとその手をとればゑくぽ浮く二度三度いふわが幼日の名を
平成二十九年九月二十一日
32
薄れゆく記憶。認知症の伯母を見舞...
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山肌を雪積むさまに咲き盛る白梅の郷きみが産土
平成二十九年二月三日
28
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參道に咲き零る萩花の道秋つれる風と朝を歩めり
平成二十九年九月十一日
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雨あがる朝を鶺鴒小鳴きして憂きことどもをしばし忘れむ
平成二十九年九月十三日
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鶺鴒(せきれい)の鳴き声は小さく...
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高空は飛行機雲に裂かれゆき缺けゆく月の薄ら影ひとつ
平成二十九年十月十日
26
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山たたむ峠に眺む溪深く靜寂のなかを錦繍いそぐ
平成二十九年十月十七日
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きみを待つ想ひとどかぬ水無月の降りつぐ雨夜を鳴く不如歸
平成二十九年六月三十日
24
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怯へつつ卵巣喰めば禁斷の味は妖 とろけをり候
平成二十九年九月十六日
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亡母の知人は、河豚卵巣を自ら調理...
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野分ゆき燕去る月蒼空に望郷つのるつばくろの翼
平成二十九年九月十九日
24
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無意識に不正直なる性いきるわたくし女を正直に生きる
平成二十九年九月二十九日
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前出のひとことに誤りがあり「女は...
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海風に白砂吹き寄す境内の菊座の石に縁神をはす
平成二十九年十月五日
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季外れの眞夏日を鳴くひとつ蝉十月なかを八日目の雨
平成二十九年十月十二日
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夏日の数日、遅れすぎた蝉の声。 ...
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留學を決めしきみには添へぬ身を默し歩める欅道しぐれ
平成二十九年十月三十日
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沓い日
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緑陰の冷氣と妖氣充つ邊り瀧落つ音に響くひぐらし
平成二十九年八月二十一日
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赤目四十八滝 布引の滝にて
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いざやきみ今宵月待ち漕ぎ出でなことのは海に潮滿ちくれば
平成二十九年九月一日
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並木道櫻黄葉敷く野分過ぎ朝の香り秋深む風
平成二十九年九月十九日
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幾たびも子の歳を問ふ麗人よあなたの裡の子は少年のまま
平成二十九年九月二十一日
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伯母は若かりしころ、「みずゑ小町...
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野分過ぎ蟲のね確ときえさりし明け初む西に白白と星
平成二十九年十月二十七日
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翆濃き松に絡まる蔦もみぢ沒る陽の金を彩と織りゆく
平成二十九年十月十七日
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