鈴木たとえばさん
のうた一覧
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宿題の微分を解かぬ一日のその断絶の晩夏が蒼し
平成二十八年八月十日
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浴槽を出でんと掴む手摺あり浮世へ戻る力をもって
平成二十八年九月十二日
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自分の生活に根ざした歌を全く詠ん...
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月光が雨後の欄干濡らす時ああ夏という一人の母胎
平成二十八年八月二十三日
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木は木から出たいか 枝の伸びきって我が触れうるところに届く
平成二十八年九月十七日
11
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夕空に虹の足くび溶けてゆき明日も君のことを想おう
平成二十八年八月二十二日
10
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教室に孕まれてゐる私たち窓に夜闇の皮膜が降りる
平成二十八年八月二十三日
10
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花火見る掌と掌の象に血が通うただゆっくりと未完であれよ
平成二十八年九月三日
10
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起き抜けに鍋にたまりし水を捨つ皆だれかの他人であって
平成二十八年九月十一日
10
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鉛筆を一本一本けずりゆくこの時間から幸せになる
平成二十八年九月二十一日
10
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夏みかん季節過ぎても置かれゐる台所かな 夢ありし頃
平成二十八年九月二十三日
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久々に鈴木しづ子の句を読んで
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夢に来て菜のはな摘めばさびしさを肩代わりする汝の靴の白
平成二十八年十月四日
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台風の雲がふつうのくもになるその寂しさの教室に居る
平成二十八年八月二十二日
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バタイユが好きと初めて聞きしとき君が大きな瞳に見えて
平成二十八年八月二十二日
8
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油絵に塗られしような雲間あり君を愛した過程のような
平成二十八年八月二十四日
8
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てのひらとてのひら合わす瞬間に静脈という樹木の昏さ
平成二十八年八月二十七日
8
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青空を押しやるように伸びをする知らない花が落ちるはつなつ
平成二十八年九月二十九日
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落日の向日葵よりも色褪せてカップに紅茶こびり付きおり
平成二十八年十二月二十二日
8
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散髮を終へて風へと近づゐた弟の噛むかき氷、夏
平成二十八年八月九日
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恋愛の歌で合ってます
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抜かされたアルファベットの一文字を書き足すように我を抱くこと
平成二十八年八月十九日
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夕暮れに轢かれし犬を見ておれば君を信じるという退屈
平成二十八年八月二十四日
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