椋梨檸檬さん
のうた一覧
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言の葉は 電子の海を 漂えど 温もり遠く 迷う指先
平成二十八年六月二十九日
8
実際に会うことはどんな時代にもか...
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口惜しき 病魔に伏す身 道半ば 志したる 夢は儚く
平成二十八年六月二十九日
7
もう少しだけ、前に進みたいんです...
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愛犬の 遺影を撫でる 胸の中 思いは尽きぬ ねえ、会いたいよ
平成二十八年七月二日
7
本当に、大好きだよ。
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雑踏の 満つる人波 飲み込まれ 数多の波も 違う生き様
平成二十八年六月三十日
6
人の波に飲まれて圧倒されるのは、...
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ぬくもりを 重ねた身体 背を向けて 夢さえ見れぬ あなたはだあれ?
平成二十八年六月二十九日
5
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月光に 煌めく槍の 幾千の 穂先に揺れる 鐵の三日月
平成二十八年七月二日
5
夜の闇、兵たちは槍を手に夜の道を...
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窓際で 風の音色を 抱きしめて 奏でるしらべ 鈴の歌声
平成二十八年七月二十一日
5
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歳月に 枯れゆく彩を 携えて 才を遺して 賽の河原へ
平成二十八年六月二十九日
4
私は何かを遺せるのでしょうかと、...
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なけなしの 矜持と怯懦 背合わせに 武者震いには 冷たい我が身
平成二十八年六月二十九日
4
自分でありたい。 それでも、自...
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走れども 走れどもなお 道遠く伸ばした腕も 霞む陽炎
平成二十八年七月一日
4
目標は、あまりにも遠い。
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人の世が 電子の世界 浸かるなら モノノ怪もまた そこに宿りて
平成二十八年七月五日
4
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陽炎に 頬をかすめる 涼風や 夕暮れ迷子 吹きてや去りて
平成二十八年七月十九日
4
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思い出を 綴ってとじる 日記帳 君と私の 歩んだ軌跡
平成二十八年七月十九日
4
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ひとときに 落つる花弁の 切なさよ さりとて枝は なお青々と
平成二十八年七月一日
3
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団らんの 寝床で回る 扇風機 過ぎ去りし日の 思い出描く
平成二十八年七月二日
3
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陽炎に 打ち水踊る アスファルト 黒き名残も 終の泡沫
平成二十八年七月四日
3
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繰り返す 褪せた日常 憂えども 同じ行き道 帰路も違わず
平成二十八年六月三十日
2
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晴天に 空の涙と 雨宿り 君の隣で 止まぬを願う
平成二十八年七月一日
2
不意の天気雨、貴方と雨宿りした時...
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宵闇に まあるく咲いた 青い月 求める手さえ 君を隠して
平成二十八年七月一日
2
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夕立よ ゲリラ豪雨と 呼ばれし君に 消えゆく情緒 惜しみ詠わん
平成二十八年七月五日
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夕立という言葉は字も美しく好きで...
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