まほろさん
のうた一覧
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筍とふきを市場で買ってきて皮をむく日のうららかなこと
平成二十九年四月二十二日
15
筍は土佐煮とたけのこご飯に、ふき...
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箸先で割るゆで卵の黄身は散り名残のおでんに春の花咲く
平成三十年三月十一日
13
春のおでんは、あんまり味がしみて...
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頭からざあざあシャワーを浴びながら思い切り声をあげて泣く夜
平成三十年三月二日
11
目が腫れてしまったら冷たい濡れタ...
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レポートのタイトル欄さえ埋まらない深夜の月とまだ散らぬ花
平成三十年三月二十八日
11
花見、またの名を現実逃避
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立春を過ぎた光の優しさに負けて今年も編めぬマフラー
平成三十年三月一日
10
単に編むのが遅いだけという話もあ...
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次にこのエレベーターに乗る人に幸あれと思うクリスマスの夜
平成二十七年十二月二十五日
9
クリスマスイブの夜はお仕事で深夜...
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桜咲く日々の終わりが惜しまれて遠回りする 風がやさしい
令和六年四月十四日
9
でも、次の花が待ってる
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カーテンも外した窓とからっぽの真四角な床と優しい花束
平成三十年三月十五日
8
花束の花は薄いオレンジのミニバラ...
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冬物のコートに小さく手を振ってクリーニング屋に並ぶアネモネ
平成三十年四月八日
8
とはいえ、マフラーさんにはまだ、...
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引越しの荷物に埋もれて見る夢のまっしろなこと、まっさらなこと
令和五年五月二十二日
8
マットレスは梱包してしまいました...
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ぱたぱたと木の葉の軽い音がして夏の匂いの雨が降り出す
平成二十八年七月二十六日
7
出かけようとしたら雨が降ってきた...
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貝殻はいのちのかけらと心得よ冬も終わりの海のきらめき
令和六年二月二十五日
7
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行き先も見ずに列車に飛び乗って桜吹雪は西へ流れる
平成三十年四月一日
6
昔は行き先を決めないと切符が買え...
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トナカイとサンタの柄の箱ティッシュようやくなくなり明日から三月
令和六年三月一日
6
十二月二十三日に「おねえちゃん!...
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紺色のダッフルコートのポッケから一年前の書店のレシート
平成二十七年十一月二十八日
5
クリーニングに出すのを忘れただけ
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包帯と笑顔に隠れた君の傷舐めた記憶をそっと転がす
平成二十八年二月一日
5
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冷めかけたコーヒー越しの夜の窓確かに雪は積もり続ける
平成二十八年一月二十三日
4
大雪過ぎて帰宅できない
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高校の頃に聴いてた音楽を聞き流しながらコーラを飲む夜
平成二十八年二月一日
4
誰にだって感傷にひたりたい時があ...
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こんもりと流しの上のバジルたち指先の甘い匂いが消えない
平成二十八年七月二十六日
4
バジルの葉の匂いを嗅ぐたびにお菓...
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電話でも夢でもいいからもう一度私はあなたの声が聞きたい
平成二十九年七月二十四日
4
遺影の写真は静かに微笑む
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