柏木 月さん
のうた一覧
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朝夕に白檀の香焚き染めて纏ふ衣にもほのかにかほる
平成二十七年十月三十日
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毎日焚くお香の香りを振り返ってみ...
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思ひ出が指の先から溢れてく重なることなき二人の行く末
平成二十七年十一月五日
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二人の道は違えてしまった…
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日曜日なのに本日お仕事でしかもひとりのクリスマスイブ
平成二十九年十二月二十四日
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すいません、完全なる愚痴です…o...
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失って改めて知る偉大さを貴女の娘であってよかった
平成三十年六月五日
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先日亡くなった母へ感謝の歌を
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喘ぎ吐く微かな息のその刹那一筋雫溢し逝く母
平成三十年六月八日
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息をひきとる刹那、涙を流した母の...
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ただいまと呟き部屋に帰ってもおかえりの声2度と返らず
平成三十年六月九日
12
私ひとりになってしまった家は、狭...
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散り急ぐ貴女の櫻まだ早いお願ひだから連れてかないで
平成三十年五月一日
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今、病床で死と闘っている母へ ...
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東大寺大仏殿の前に立ち母の写真に語りかけたり
平成三十年六月十六日
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母と最後に行った旅行先が奈良でし...
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秋晴れに季節はづれのてふが舞ふ二羽で仲良く戀模樣かな
平成二十七年十月三十日
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仕事中に見かけた蝶の追いかけっこ...
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紫の垂れる枝に觸れもみで思ひ出すのは彼の君の顏
平成二十八年四月二十七日
10
最後に藤まつりを見たのは別れた貴...
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ひと插しの舞を舞ふ地に立ち祈る判官の想ひ靜と共に
平成二十九年十二月十七日
10
神泉苑にも行って来たので、御朱印...
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ふりそそぐ光の中で落ち葉蹈み眞つ直ぐ歩く君がまぶしい
平成二十七年十一月九日
9
颯爽と歩くあなたが眩しくて。 ...
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相槌の向かうに見える掠れ息その瞳には我は映らず
平成二十八年六月五日
9
貴方の瞳にはもう違う女性が住んで...
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見も知らぬ美濃の地にていざ暮らす京に戻るは何時に成るやら
平成三十年一月十日
9
仕事の関係で、岐阜に越しました。...
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にっこりと嬉しそうに食べていた我の食べさす抹茶アイスを
平成三十年六月八日
9
母が最後に口から取ったものがアイ...
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翳り日に茜指す頃聲響くご飯だからと母の呼ぶ刻
平成二十七年十一月十一日
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子供の頃は夕方遅くまで全力で遊ん...
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大地鳴く四神の怒りを乞ふやうにまるで神武東征の如く
平成二十八年四月十七日
8
今回の地震あわれたかた大丈夫です...
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逢ひたくて寫眞を眺めふと傳ふ泪が戀しさ物語つては
平成三十年六月十四日
8
母が亡くなってもうすぐ二週間とか...
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秋空に吹く風今日も嚴しくて日増しに近づく冬の足音
平成二十七年十月三十一日
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今日の仕事中めちゃめちゃ寒かった...
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時めぐり健やか育つ愛娘嫁ぐ覺悟を今からせねば
平成二十七年十一月一日
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うちの娘を見ていてふと感じました...
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