たゆむさん
のうた一覧
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狐色ホットケーキの輪郭を 静かになぞる光るシロップ
平成二十六年九月十三日
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ほの青く輝くほどに儚げな 深海魚の棲む惑星ひとつ
平成二十六年十二月二日
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削られる自尊心などはじめから 無かったやうな冬のはじまり
平成二十六年十一月一日
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脱げそうで脱げないスーツ破り棄て あたらしい風纏い歌うか
平成二十七年五月十三日
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銀盤を指に差しては投げかける 台詞にすると嘘になる夜
平成二十六年十月十七日
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羽根たたむ星が瞬く六時半 天気図睨む逢瀬は今宵
平成二十六年十月三十一日
10
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ふわふわと紙風船が天を舞う 光透かしてみる命たち
平成二十六年十一月六日
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青々と日の出のかたちくっきりと 網膜に残り染まるガレージ
平成二十六年十一月八日
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まほろばの里に帰りし霜月に 沼に降りたつ朱鷺はさみしげ
平成二十六年十一月九日
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悪態を吐いたあとには頬のいろ 苺になりし内に降る星
平成二十六年十一月五日
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夕刻にキャベツを刻む男あり背中に纏う気魄あり
平成二十七年四月十日
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雨伝うふるえる窓の感触が きみの毛先から伝わってくる
平成二十六年十月三十一日
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幻のトンネル抜けて森の方 もう帰らぬ夜のピクニック
平成二十六年十一月六日
8
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フランスのおとぎの国のやうな河 北のほうから秋桜流れ
平成二十六年十一月十五日
8
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下がらない微熱を抱えすすんでく 此処でない何処かへ 才も無く
平成二十六年十一月二十四日
8
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夕暮れよ窓にたゆたう船浮かび粉ミルク色に溶ける月夜
平成二十七年二月二十八日
8
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誰かと心中したいなんてことないわけではない三十路の屑よ
平成二十七年四月二十五日
8
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真っ白な敗北感じうなだれる 珈琲の白き湯気見つめよ
平成二十六年十一月四日
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中二病上等第二病棟へあちらから線を越えて降る灰
平成二十六年十一月八日
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朝の夢プールへ落ちていく檸檬 ひとひらの(水)渦まいている
平成二十六年十一月十二日
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