石澤健さん
のうた一覧
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子一人の父になれない現にて妻と一緒にシャボン玉吹く
平成二十六年六月二十八日
33
父親というものをやってみたかった...
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幾つもの闇夜に屍残し今朝陽と結ばれ蘇る花
平成二十六年六月三十日
16
生きのびてます。
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3パーセント君が隠した恋心さらけ出しても友人でいる
平成二十六年六月二十四日
13
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もう全て飾り言葉にナイフあてメッキ残さず剥がしてしまえ
平成二十六年六月二十五日
12
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グラス割り粉々にして星屑に今宵潰れて銀の河寝る
平成二十六年八月十六日
12
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落ちゆく陽生きる憂いを覚えた日 ガンバレ今を春夏秋冬
平成二十七年十一月十四日
12
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未来など語るのはよす灰の後あの世の先も続いてる空
平成二十六年六月二十五日
10
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日常の中にたくさん隠れてる小さな喜び大きな幸せ
平成二十六年七月三日
10
ほんのささやかなことから、幸せを...
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狂おしく全て委ねていればいい言葉をしまう君が愛しい
平成二十六年七月五日
10
よくいえたものです。
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薄く濃くおかまいなしの注ぎ屋にかどわかされる酩酊の中
平成二十六年七月五日
10
はーい。逆お持ち帰りー。
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今一度マッチを擦って生き晒すすぐには燃えてしまわないよう
平成二十六年七月五日
10
トライです。
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若すぎて離れられない君にいう愛してるから働くんだと
平成二十六年七月六日
10
わたしと仕事どっち大事なのよっ!
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無気力を重ねるたびにからたちのいばらは深く素手押し戻す
平成二十六年七月八日
10
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削られて輝き積もるカキ氷宇治金時が静かに響く
平成二十六年七月十日
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妻の桜井凛香との共作です。
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厳しさを野の鳥たちは忘れないきっと哀歌だあのさえずりは
平成二十六年六月二十八日
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人間ですいません。
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九年ぶり花火大会目上げれば忘れたはずの里心に泣く
平成二十六年六月三十日
9
毎年、故郷の町では津軽花火大会が...
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誕生日おめでとう真紀四十一時が新しく生まれ変わる
平成二十六年七月五日
9
妻の誕生日です。
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レール無し行く末案じ逃げる路列車は走る闇を裂くため
平成二十六年七月六日
9
光のある方へ進みたい。
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この痛みどうにもできずワンルーム右往左往の恋に泣いた日
平成二十六年七月九日
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ひとひらが数えられないからだでも甘美な華になぞらえたくて
平成二十六年八月十五日
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