赤俊雄さん
のうた一覧
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二輪車のバックミラーが掠め取る梅雨のやすみの天の切れ端
平成二十六年六月十六日
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地球より重いと云われた存在の軽さを世界は知り尽くしている
平成二十八年四月十五日
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ささやかな無茶をしたくて全開に窓をひらいて夜を浴びる夜
平成二十八年四月六日
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薄月の優しい視線に身を晒し渋る蕾がほどかれる夜
平成二十八年三月二十四日
14
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ありふれた別れの儀式と冷めていたはずであるのになぜか涙が
平成二十八年三月二十八日
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来年の春までここで待たせてと内袖にすべる桜はなびら
平成二十八年四月七日
14
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砂浜に溶ける言葉にすぎぬとも刻みつづける言葉を信じて
平成二十八年五月八日
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あの日から五年後の今日あの夜と同じ経路を択び帰宅す
平成二十八年三月十一日
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塩からい花弁の茶を舌にのせしゅんの薫りに身をひたす幸
平成二十八年四月四日
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うつくしく澄んだ夜空に手をのばし摑んだ三日月は暖かかった
平成二十八年四月十二日
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幾重にも絡んだ糸に怯えずにゆるゆると解く余裕をもつこと
平成二十八年四月十三日
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溜息を悟られまいと顎をあげ深呼吸する演技あっぱれ
平成二十八年四月二十日
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雲間から零れる月のふくらみの放つひかりをすくいとる夜
平成二十六年七月十五日
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おやすみなさい弓張月に綱を掛けゆらりと遊ぶ夢でもご覧よ
平成二十八年四月十七日
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あかつきの月を茜に焼きあげる春陽の勁さに背をおされ往く
平成二十八年三月三日
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現実は誰の見方でもないからみな腐敗を防ぐ地の塩であれ
平成二十八年四月九日
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ずれる世界とける世界の昏がりを照らせ群れなす葦の想いで
平成二十八年四月十八日
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首筋を月のひかりにひんやりとくすぐられてマフラーを執る
平成二十八年二月十七日
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幾重にも瞳の底に降り積もる記憶の絵を祓う「絵」に遭う
平成二十八年三月十四日
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退勤の電車のなかはカラフルに散らばる別れが見え隠れする
平成二十八年三月三十日
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