寧々さん
のうた一覧
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あちこちに驅けたる子らのたんぽぽの黄色のやうな帽子が跳ねる
平成二十六年四月二十三日
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花々が咲き亂れてる廢屋に棄てておかれし赤い自轉車
平成二十七年五月九日
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和やかな色殘したるテーブルにふいと置かれた別れのことば
平成二十七年五月五日
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夢の空切り裂く雷鳴轟ゐてひとりの枕を抱き締めてゐる
平成二十七年七月三日
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まんまるのミモザ色したひだまりに眠れる猫の耳うごくさま
平成二十七年九月十五日
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綿あめを食んで君と手を繋ぐ甘き香する祭の一夜
平成二十七年八月十九日
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あちこちに蝉の骸が墜ちてなお空は青青哀しくなりぬ
平成二十七年八月二十四日
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ふいと手が触れて空に十五夜のくちなしいろした毬月跳ねる
平成二十七年九月二十八日
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幼子のゆらすぶらんこぐらぶらり午後の電車はいそいでおります
平成二十六年四月二十三日
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朧月照らす緑の木々が搖れあちらこちらの猫が往きかう
平成二十六年四月二十九日
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ささくれた疊に坐りかきごほり硝子の底にはまだ初夏の蒼
平成二十六年八月二十九日
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黒曜の空より沁みる雨粒が傘を流れる我を急かしぬ
平成二十七年一月二十二日
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生まれ出る泡のやうな紫陽花のまるいまるい塊叩く
平成二十七年六月三日
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雨上がる濡れし花瓣煌めゐて紫陽花の群夜會へ向かふ
平成二十七年六月五日
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風邪ひきの眼閉ぢれば凪の海ぽねりぽねりと夢に浸りぬ
平成二十七年十月二十日
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嵐過ぎ殘滓の雲ら流されて水色の空にマーブル模樣
平成二十八年十月六日
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秋晴れの空に烏堂々と自慢の聲を披露してをり
平成二十八年十月六日
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道の端につつじこんもり見てをりぬ何處からきた客人かしら
平成二十六年四月二十三日
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枝葉搖れ手招きされて散歩道森の傍など通らぬやうに
平成二十六年四月二十九日
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街角に立つジャスミンの白蠢ゐて異國の香り漂ふ日暮れ
平成二十六年五月十日
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