美津村さん
のうた一覧
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皿の上の最後の一つを譲り合ひ互ひに老いたり妻としずかに
平成二十六年五月二日
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愛も感謝も言葉に言ふは面映ゆくバースデーケーキをぶら下げ帰る
平成二十六年五月四日
38
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猫の出入りに障子の一枡切り空けていよいよやさしく老いてゆく妻
平成二十六年五月一日
34
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耳遠くなりたる妻と声細くなりたる吾と思ひ出ポツポツ
平成二十六年四月二十七日
33
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日の暮れていまだ帰らぬ妻を待つ幼き日母を待ちたるやうに
平成二十六年五月九日
33
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娶らむと決めてただ一度書き遣りし手紙を妻は今も持つらし
平成二十六年五月二十六日
32
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世の中の底のあたりを来し吾に連れ添ふ不満を言はざりし妻
平成二十六年四月二十七日
30
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遅れがちの妻を返り見かへり見つつ春の野道を散歩するふたり
平成二十六年五月二日
29
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笑へ笑へと励ますつもりが病む君を苦しめたりしか今ごろ気づく
平成二十六年五月九日
29
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肩を抱き並びて歩みしこともなく二人老いたり海を見てゐる
平成二十六年六月五日
29
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園児らの黄色い傘は曲がりゆき並木に雨がおだやかに降る
平成二十六年七月十一日
29
旧作
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尊敬する人はと問はれて亡き父と答へて受かりし面接なりき
平成二十六年三月十日
28
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声しぼり鳴きつつ群れを追ふ一羽さみしき鳥は我かと思ふ
平成二十六年四月七日
28
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亡き母の生れ変りの姿かと壁のヤモリを追はずおそれず
平成二十六年四月二十九日
28
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麦畑の麦なびかせて吹く風の形やさしき夕べとなりぬ
平成二十六年五月五日
28
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安堵して逝きたる母とは思へぬに迷ひて夢に出づることもなし
平成二十六年五月七日
28
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軒々に風鈴の鳴る旧街道梅雨の晴れ間の風吹き抜ける
平成二十六年七月一日
28
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母の癌告げられて眠れぬ長き夜の夜明けてなべての窓開け放つ
平成二十六年九月十六日
28
旧作
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心ふさぎ話したくない時に來て君は無邪氣に笑ひ轉げつ
平成二十六年五月四日
27
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サイドミラーにまだ見えてゐる映ってゐる手をあげ大きく大きく振ってゐる
平成二十六年五月五日
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