雲海さん
のうた一覧
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冬の陽のぬくみに触れてしあわせがどこかへ帰る音の無い午後
平成二十六年一月二十六日
19
気取ってみました。
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稜線のトワイライトに星ひとつ橅の影絵をひがしずむまで
平成二十六年一月十九日
14
夕暮れというと、何故か電柱が思い...
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萩の露光をかえし燃ゆるよな葦も水面も朱の夕暮れ
平成二十八年十月十三日
13
久しぶりに詠んでみました(^ ^...
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曇天はまさに現の鈍色で息も凍らん山茶花の朝
平成二十六年一月十五日
12
曇り空の下、やたらと山茶花が目を...
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翳りゆく窓の重さに瞼閉じ漂う夢の残り香を嗅ぐ
平成二十六年二月十六日
12
せっかくの休日も昼寝に終わり、さ...
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雪解けに何か残っていないかとそぞろ歩けば雲も消えゆく
平成二十六年二月九日
11
雪が無くなったので散歩してみまし...
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碗を持ち庭に駆け出たあの冬の匂い感じて空を見上げる
平成二十六年一月九日
10
北国でそんなことする人はいないと...
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地の下で寒さに耐える蝉の子を想えば恋し喧しさかな
平成二十六年二月四日
10
立春ですが寒いです。
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背負っては登れぬ山と知りながらせめて手を引く親でも子でも
平成二十六年二月十五日
10
以前山で出会った親子のことを思い...
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紅をとるかつての少女目を澄ませ在りし日想い辿る鏡に
平成二十六年一月七日
7
傍目にはそう見えました。
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枯れ枝も椿も鴨も雪も見ず我うたた寝に夢をみている
平成二十六年一月十三日
7
偉そうな言い草ですが、ただの昼寝...
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カレーだと聞きて踊るる心をば 闇に誘う魚の一切れ
平成二十六年一月四日
6
地味な実話です
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価値観と謂うかたち無きまやかしを他に押しつける彼は我なり
平成二十六年二月二日
6
日々注意してはいるのですが、つい...
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残雪にあって馬酔木はなお青くトルストイ立つロシア重なる
平成二十六年二月十四日
5
ソチオリンピックということもあり...
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満ち欠けに寄せる想いは波の花浜辺の雪も砂に沁みゆく
平成二十六年一月二十日
3
暗喩です。 波の花は植物ではあ...
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霞立つ空夜の月に仄白き目玉の君よ凪に匂わん
平成二十六年二月十七日
3
どざえもん的な物です。
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