詠み人知らずさん
のうた一覧
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かる鴨の親子の遊ぶ池の面に子等はぽろぽろパンくず落とす
平成二十九年八月十三日
20
餌やり・・・。
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水はじき夏の終わりを惜しむよに子等の歓声飛び散るプール
平成二十八年八月二十五日
19
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やるせなき日々の中にも数分の救いをくれし君の微笑み
平成二十八年六月十一日
21
コンビニの店員さん。
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立ち止まり戸惑いながら挨拶をする少年の初心な眼差し
平成二十七年九月二十二日
17
散歩の途中、妹の手をひき歩く少年...
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イライラと順番待ちをする吾も赤子の笑みに心鎮まる
平成二十六年十一月十二日
15
赤ちゃんの笑顔は天使のようで、心...
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ドラエモン揺れて楽しげランドセル少女の走るリズム軽やか
平成二十六年十一月十二日
12
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父親と子供戯れシャボン玉 幸せそうな陽のあたる庭
平成二十六年十月二十六日
11
新興住宅地の芝生の庭で。
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しゃぼん玉とばすあの子の見る夢はキラキラひかり天まで届け
平成二十六年八月十七日
16
しゃぼん玉に光りが反射してキラキ...
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カルピスを薄めずに飲む幼き日 ちょっぴり濃いめの初恋の味
平成二十六年八月二日
22
カルピスを始めて飲んだのは、薄め...
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バスクリンの色みたいだと幼子はエメラルド色の海を見たれば
平成二十六年七月十六日
11
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焼跡に残る木琴傷も無く母手作りのケースの守り
平成二十六年六月十七日
16
小学生の頃、校舎が全焼しその焼跡...
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休日のしんと静まる駐車場子供の声が遠くに響く
平成二十六年五月五日
16
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鯉のぼり見上げし子等は指を差しメザシみたいとはしゃいで居りぬ
平成二十六年四月二十二日
12
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赤青黄の雪が降ればカキ氷だねと子は問うが夏まで待てと
平成二十六年二月二十三日
6
子供の発想は凄い。
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風の子よ少女の頬は紅ほっぺスノーブーツで雪原駆ける
平成二十六年二月十三日
12
子供は風の子。
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路地裏の汚れた壁の穴ぐらは子等には謎の秘密基地らし
平成二十六年二月八日
7
なんかワクワクするんですよね。
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着ぐるみと目が合い何故か怖かった幼い泣き顔ふと蘇る
平成二十六年一月十七日
8
小学生の頃、熊さんの着ぐるみの目...
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園児らの黄色の帽子散らばりて雀も弾む冬の陽だまり
平成二十五年十一月二十九日
23
雀も楽しそう。
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子等憐れ大人が作った枠の中はみ出せず皆個性を殺す
平成二十五年十一月二十一日
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アケビあり パクリとわれて噛みつくと幼き子らは怖がりてゐる
平成二十五年十月十一日
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