千葉 甫さん
のうた一覧
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悔い残る一日だった灯を消して暫く今日の闇を見つめる
令和五年三月八日
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記録的寒波の去って降る雨に濡れつつ光る梅の蕾ら
平成二十九年二月六日
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更けてゆく夜の路傍にある影の一つ動いて黒猫となる
平成二十九年五月三十日
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ボリュームを抑えてヘッドホンで聴く私に歌っているような声
令和五年三月二十六日
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ふと音を立てた障子に眼をやってひとり居る夜の静かさの増す
平成二十九年四月五日
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暮れ際の空を映して解体の家の跡地にある水たまり
平成二十九年五月二日
12
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階段を半ば下って引き返すストーブ消したと思うけれども
令和五年三月五日
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床に差す月の光に落ちている風鈴の影折々そよぐ
平成二十五年七月十一日
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歩くのも遊びであって幼子の体の弾む春風の中
平成二十九年三月十三日
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山茶花をそれぞれ咲かせて隣り合う家の一つが消えたこの冬
平成三十年十一月十四日
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二つの家の一つの住人が逝って、 ...
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五分咲きの桜の木から花びらの散って小鳥の影の飛び立つ
令和五年三月二十七日
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ヘッドホンに刻み続ける低音の床に響くか私を抜けて
令和五年三月二十八日
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郵便の入れられた音思いのほか響いて私ひとり居る午後
平成二十九年一月九日
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梅の木の蕾弾けてこの朝白く覗いた花びらの先
平成二十九年二月十日
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張られたるシートの内で半世紀見慣れた家の解体の音
平成二十九年四月十三日
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春風がふわりとめくるカーテンの外を光って行く白い蝶
平成二十九年四月二十日
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悲しみは寂しい思いに和らいでゆきつつ胸の奥に棲みつく
平成二十九年四月十九日
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この朝も来る鳩の声聞いている覚めて意識の晴れてゆくまで
平成二十九年五月三日
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そこにあった家の解かれて長々と地上に伸びる電柱の影
平成二十九年五月十九日
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真夜中に覚めて明るい窓を見た隣の人の死を昼に知る
平成二十九年六月十四日
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